• "防災マニュアル"(/)
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  1. 能代市議会 1995-03-01
    03月02日-05号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成 7年  3月 定例会平成七年三月二日(木曜日)●出席議員(二十九名)                 一番    今野清孝君                 二番    佐々木鉄弘君                 三番    平山清彦君                 四番    大和市郎君                 五番    梅田味伸君                 六番    袴田謙弥君                 七番    畠山一男君                 八番    柳谷 渉君                 九番    藤原良範君                 十番    今野藤悦君                十一番    中田 満君                十二番    大倉富士男君                十三番    戸松正之君                十四番    宮田廣雄君                十五番    相場洋子君                十六番    工藤勇男君                十七番    渡辺芳勝君                十八番    小林幸一郎君                十九番    矢田部 昌君                二十番    武田正廣君               二十一番    松谷福三君               二十二番    竹内 宏君               二十四番    塚本定雄君               二十五番    山木雄三君               二十六番    渡辺千代之助君               二十七番    斎藤正寛君               二十八番    袴田勇蔵君               二十九番    住吉新作君                三十番    宮腰 誠君    ------------------------------●欠席議員(一名)               二十三番    熊谷 健君    ------------------------------●説明のため出席した者               市長      宮腰洋逸君               助役      金田広実君               収入役     大塚慶治君               監査委員    西村 豊君               総務部長    桜田栄一君               生活環境部長  相沢東生君               福祉保健部長  安岡義則君               産業部長    伊勢 勇君               建設部長    武田 敏君               企画調整室長  塚本佐市君               総務部次長   工藤 靖君               生活環境部                       布川隆治君               次長               産業部次長   秋元庄一君               総務部                       斎藤憲身君               総務課長               総務部参事   坂本棟雄君               ガス水道局長  石井 清君               教育長     野中和郎君               教育次長    赤塚義勝君    ------------------------------●事務局職員出席者               事務局長    鈴木一真君               議事係長    石出文司君               主任      畠山一仁君               主任      吉岡康隆君               主事      亀田吉之君    ------------------------------●本日の会議に付した事件 日程第一  議案第二十四号 平成七年度能代市一般会計予算 日程第二  議案第二十五号 平成七年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算 日程第三  議案第二十六号 平成七年度能代市下水道事業特別会計予算 日程第四  議案第二十七号 平成七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算 日程第五  議案第二十八号 平成七年度能代市市場事業特別会計予算 日程第六  議案第二十九号 平成七年度能代市浅内財産区特別会計予算 日程第七  議案第三十号  平成七年度能代市常盤財産区特別会計予算 日程第八  議案第三十一号 平成七年度能代市鶴形財産区特別会計予算 日程第九  議案第三十二号 平成七年度能代市檜山財産区特別会計予算 日程第一〇 議案第三十三号 平成七年度能代市と畜場事業特別会計予算 日程第一一 議案第三十四号 平成七年度能代市国民健康保険事業特別会計予算 日程第一二 議案第三十五号 平成七年度能代市老人保健医療特別会計予算 日程第一三 議案第三十六号 平成七年度能代市水道事業会計予算 日程第一四 議案第三十七号 平成七年度能代市ガス事業会計予算 日程第一五 請願陳情三件    ------------------------------                     午前十時      開議 ○議長(大和市郎君) ただいまより能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は、二十九名であります。 本日の議事日程は、日程表第五号のとおり定めました。    ------------------------------ △日程第一 議案第二十四号平成七年度能代市一般会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一、議案第二十四号平成七年度能代市一般会計予算を議題とし、前日の議事を継続いたします。 これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 歳入について一点だけお伺いします。全体の歳入の伸びをですね、総体では一応、プラスというふうな計算ということで、きのうお伺いしたんですが、ただ、一つ一つの細目にわたって見ますと、減収が反映されるようなマイナスの伸びというふうなものもかなりありそうなんですね。したがって、それはどういうことかというと、多分、能代市の全体の景気とか雇用条件とかそういうものは決してよいとは見えないという状況で、そういうものになっているのではないかと思うのですけれども、そこら辺については、編成をする際に当たりまして、どういうふうにごらんになったのか、その点についてちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。新年度の当初予算は、御承知のとおり、選挙を控えておりますので、骨格予算ということで編成しております。しかし、継続事業等については、やはり、早期にその事業を促進するために、あわせて計上さしていただいております。ただ、その中で、今、御指摘ありました各項目でマイナス部分があるのではないかというお話でありますが、その事業の性格によっては縮小をしてもいいというものもそれはあると思います。しかし、逆にまた、財政事情が悪いといってもどうしてもやらなければいけないものについては、やはり増額してやらなければいけないものもあります。それは一概に、全体的なものとして、全部マイナス的な考え方で予算措置をしたということではございませんので、御理解いただきたいと思います。それから、収入の方の見方ということも含んでおるようでありますが、市税については、きのうの説明の際にもちょっと触れましたが、去年に引き続いて三億二千万円ほどの減税があります。しかし、おかげさまで、火力の税収も二号機分が今年度から見込まれますので、そういった面では、全体的には税は減税で落ち込みましたが、逆に、火力の分でそれをカバーしておるということ、交付税についても火力の税収によって減額の要素がありますけども、全体としては一般財源の方は昨年度と比較して大きな減にはなっていないわけでありますから、歳出面については、十分検討を加えた上で必要な部分については措置したつもりであります。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) いろいろお答えがありましたけれども、私が心配しますのは、全体として、能代市の商工業だとかですね、そういう面で今非常に活気づいているとか、そういう状況はないわけですよね。それから、雇用関係においても、そんなにいいというふうには見られないのではないか、ということを前提にした一つの編成ということもあったのではないかと思うのです。そこら辺について、だからそういう考え方は、一方には反映されているこの歳入の見方のところで、そういうのが反映されているんじゃないかという気がするんですけれども、そこら辺についてを、まずもう一度お聞かせをいただきたいと思います。もちろん骨格予算を組むというのは、選挙の年ですから、これ常識で、通年予算だというとちょっと問題あるわけですけれども、そういう考え方はそれはそれでよろしいんですが、ただ、市税として入ってくる部分を考えたときに、果たしてこの先どうなっていくのか非常に心配をしておりますし、マイナスの見方というものもしているようですから、そこら辺についてはどういうふうに考えられるのか。それから、火力の話がありましたが、そのほか特別何か、こんなにいい材料があるよというふうなものがあるんだったら、まあ、ちょっと見受けられませんのでそこら辺心配なんですよね、そういうことでお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 市民税の見方については、それぞれ、営業関係あるいは給与関係、農業関係、いろいろ分析をしておりますが、営業については、やはり、景気の動態を見ますと、必ずしも急激によくなるという見通しにはなかなか立ちにくい状態であります。しかし、県外の建設あるいは製造、卸売関係については、それなりにいい部門もまた見受けられます。したがって、そういうものを、法人の場合であれば、県外法人、県内法人、市内法人と分けておりますけども、県内法人は、大体横ばいという見方をしております。しかし、県外と市内法人については、いいものもある、悪いものもあるので、総合して見ますと、県外、県内、市内ともやはり前年度よりは落ち込むのではないかという考え方で税を見込んでおります。ただ、個人市民税の場合も、今申し上げました営業所得とか給与、それから農業ありますが、農業については、御存じのとおり、やはり五年度があのとおりの不況でありましたので、六年度分の豊作によって、ことしは、金額はそんなに大きくはありませんけれども、率としては大幅に伸ばして見ております。営業についても、給与についても、それなりの実情にあった見方をして予算を組んだつもりであります。あと、火力については、おかげさんで、一号機と二号機分を今年度二十七億円ぐらいになりますが、計上することができました。大変ありがたい財源であります。ただ、御存じのとおり、交付税で四分の三ほど調整されますので、それにしても四分の一の一般財源が増額になりますから、そういう点では、今年度の予算に大分大きく反映できたというふうに考えております。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 済みません、ちょっと、もし私の質問が合わなければやめますが、工業団地に立地されている中で、減免したりしてきた部分がありましたよね。それはもうかなりのところで終わると言いましょうか、終わった部分とかあるような気がするんですが、それは現時点でどうなっているのか、これからどういう形で入ってくるのか、もし、合わなければよろしいのですけど、わかる範囲内でお願いします。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 内陸工業団地の企業の状況でありますが、今、十九社をもとにしていろいろ税の見方を立てておりますが、税額から免除すべきものを除きますと、実際の税の賦課としては、今年度は七千九百万円ほどになります。来年度になりますと八千五百万円と。そして、免除も早く入ってきたものの順序に免除が解けていきますから、これからは税収として伸びていくことになりますので、大変ありがたいと思っております。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) 歳入の全般にわたって状況的なところをお聞きしたいと思います。実は、骨格予算ということで、あくまでも決算でない、予算の状況の中で聞くわけですので、不確定要素が多分に含まれるわけですけれども、骨格予算というのは、大体歳出があって、それに見合った歳入を計上するというふうな形のとり方をされるのではないかというふうに、一つは予測するわけですけども、そういった意味で、一から五まで、要するに一款から五款まで市税、地方譲与税自動車取得税交付金まで、そういった形の中でトータルした統計をとってみますと、それに普通交付税を加えると、いわば経常的な主なる部分の収入のトータルを換算してみますと、六年度から七年度にかけて予算レベルでの増は、大体二億円ぐらいかというふうになります。ただ、一款の市税においては七億円ぐらいあると。それで、先ほど申し上げた二億円ぐらいしか実際は伸びない、というふうな形の中で、骨格であることは確かだなというふうには考えておるわけです。ところが、同じ骨格は、平成三年度にございました。平成三年度の場合も同じ骨格なわけですけれども、財政調整基金のレベルで、この予算編成の中身で見てみますと、同じ骨格といっても七年度は継続費がたくさんあって、どちらかといえば、平成三年度よりは七年度の方が通年に近い状況であるというふうに認識しておりますし、そういった意味からの財政調整基金の繰入金を見てみますと、平成三年度の骨格予算では六億九千六百五十万円と、約七億円あるわけです。そうすると今回、七年度は二億九千五百四十万円というふうなことで約三億円、その差が四億円あるわけです。というと、七年度で継続費の政策予算が盛り込まれているわりには、財政調整基金の繰り入れが少ないな、というふうな形の中で物事を考えてみますと、財政状況が大分よくなってきているというふうに認識するわけですけども、その辺の見解を御答弁願えればなというふうに思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 財政状況がよくなっているのではないかというお尋ねであります。ここ数年、予算編成の際には、大変住民要望に対するこたえを出すには大変財源が不足して、最終的には大変心残りの予算編成をしなければならないことが続いてまいりました。今の平成三年度と七年度の比較をされた御質問でありますが、三年は選挙の年でありました。骨格予算でありました。ことしもそういう予算の編成をしました。三年度の状況からいくと、今思えば、大変財源不足で、どうやって予算を編成すればいいかということで苦労しました。したがって、そのときはやはり財調を使い、それから起債もできるだけ各種事業に充当できるものは借り入れしてやるということで、やりくりしまして、予算を組んだ記憶があります。それに比べて、今年度は、先ほど相場議員さんにもお話し申し上げましたとおり、六年度、七年度と火力の税収も入ってまいりましたし、工業団地から入ってくる税も徐々にふえてまいりました。そういった点からいきますと、財政的な構造は急激には、今、改善にはなっていません。しかし、ここずうっと依存財源と自主財源の比率は、依存財源がオーバーしておりました。おかげさまで七年度は逆転しました。自主財源が五十何%、依存財源が四十何%ということで逆転しまして、いろいろ他都市との統計上の数字からいっても大変いいことだなと思っております。今、県内でも、自主財源が五割を超えているところはそんなにありません。したがって、今、経常収支比率とかいろんな比率ではそんなに安定したところにはないわけでありますけれども、これを機会にいろいろ気を使って、財政運営をしていけば決して見通しは暗いものではないと。だんだんやはりいい方向に向く要素がありますから、そういうことに対して全力を尽くしてまいる方向に改善していきたいと、こう思っております。急激にはなかなか直りませんけども、徐々によくなっていくという見通しは立てられると、こう思っています。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。
    ◆二十一番(松谷福三君) 今、御答弁があったわけですけども、やはり火力とそういった誘致企業とかそういった形の中で、財政状況が少なくとも好転している方向にある、というふうな形の中で、御答弁いただいたつもりでおります。とすると、ようやくといった方向に向いてきたわけですので、いつも言うように経常収支比率の話ではございませんけれども、経常的支出の方ですね、そういったものを抑えながらいっていただきたいな、というふうに思うわけですけども、この経常収支比率の改善について、何か特別、今後政策的にと言いますか、抑える方向の形の政策的なものはあるのかどうか。あるいは今までどおりの形の中で徐々に徐々に少しずつ圧縮していく、というふうな形をとられるのかどうか、その辺のところを、もしお考えありましたら御答弁願います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。経常収支比率については、なかなか至難のわざでありまして、一概に改善できないわけでありますが、他都市でもいろんスポーツ施設とかいろんなものについて第三セクターとかいろんなことをやっておりますが、これが、今、いろいろ聞いてみますと必ずしも成功しているわけではありません。やはりいろんな諸問題を抱えて行き詰まっているところもあります。したがって、急激に、今、新しい方法で改善するという考えはなかなか成り立ちませんが、やはり平常の業務をいかにして効率的な運用していくかということになると思います。OA化の促進、それから、やはりいろんな分野において、職員がそれぞれ一つでも二つでも工夫して改善していけるものがあれば、これは徐々に改善していけるものだと、こう思っておりますので、息長くやはり取り組んでいかなければいけないと、こう思っております。 ○議長(大和市郎君) 十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 一点だけお伺いしたいと思います。説明にも実はあったわけですけども、債務負担行為についてです。三百九十一万二千円を計上していますが、この件数、まあ、利子補給するということに対しては私自身も賛成ですし、そうあってほしいと思うのですが、どういう背景の中でこの数字を出したかという、この背景をお知らせ願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 八ページの債務負担行為の三百九十一万二千円だと思いますが、これは、対象者は五名を考えておりまして、実際五名を超える希望があるのか、それとも下回るのかはまだ決定しておりません。いずれ予定として五人、そして五千万円を見込んでおります。そして、これは、農林漁業金融公庫からの貸し付けを予定しておりまして、三・五%で借りると。そして、それに対しては国が一%、県が〇・二五%、市が県と同じく〇・二五%を利子補給するということでありまして、実際、お借りする方の負担は二%の利子補給の負担と、こういうことになります。したがって、償還期限は二十五年ということでありますから、大変有利な融資を受けられるので、ぜひ御利用いただければありがたいと思います。そうすれば、農業問題については今債務負担行為を設けて、今後の農業運営のために資していただきたいと、こう思っております。 ○議長(大和市郎君) 十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 取り組む姿勢に対しては、よかったなあという気持ちですが、いわゆるこれから目玉とされる財政支援というものが大きな一つの農林行政の柱として展開されてきます。したがって、今、五名というお話でしたけども、私はもっと膨れるし、そしてまた、この制度を市の窓口を通しながら財政支援をしていただきたいという願いでおります。その五名ということにこだわらないで、もし、もっと広範囲の中でという、ただ五名を限定して、ここに上げたということに対するこの考え方が、ちょっと私には理解できないわけですので、このあたり、大きなこれからの柱になりますので、お願いします。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 今、五名で五千万円を予定しておりますけれども、これに伴う市の利子補給は七年度で十四万七千円でありますから、今後、希望者がおればできるだけ支援していきたいということで考えております。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出第一款議会費、第二款総務費について質疑を行います。二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) 先日もお聞きいたしましたけども、再度土地開発基金についてお聞きいたします。と申しますのは、七十六万九千円でしたか、土地開発基金に積み立てるというふうな形の中の補正で出てきたわけですけども、土地売払収入を積み立てるということが一つ、それから前に社会保険病院に売った土地があるわけです。これが財調に積み立てられているというふうなことから、土地売払収入の処理の仕方ですか、これに一定のルールがあるのかないのか、ちょっとわからない部分が出てきたわけです。ですから今後、土地売払収入に対する考え方として一定のルールを御説明いただきたい。それから、現在、結果的に財調に社会保険病院の分があると。それから、今回の土地売払収入は積み立てたというふうな二つの矛盾が生じております。その辺のところをきちっと説明しながら、どういったルールで今後行っていくのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。今回、土地開発基金に土地の処分の六十数万円を積み立てすることの措置をいたしました。これは、きのうちょっと御説明いたしましたが、市有地を処分する、いわゆる財産を処分した際には、できるだけ今後の財産取得に充当したいということで、土地開発基金に積み立てして今後の運用資金にしたいと、こういうことで措置をいたしました。それから、民生病院の土地を今後取得したいというふうに考えておりまして、土地交換した社会保険病院のところの売払収入を、今、三億二千万円ほど財政調整基金にいわゆるひもつきで積み立てしております。したがって、これは、今後、取得の際にぜひ使わせていただきたいと、こう思っておりますので、これはその時点で解消したいと思います。今後は、土地開発基金をもとにして財産の取得処理をしていきたいと。財政調整基金については、所期の目的に沿って年度間の財政調整の役目を果たしていくような運用をしたいと、こういうふうに考えております。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) ちょっと整理してみたいと思います。というのは、社会保険病院の分は目的があった、要するにひもつきというふうな話をしてたわけですけども、目的があったために財政調整基金に積み立てて、その跡地を買うための財源になる、というふうな、恐らく初めて出た見解ではないかなというふうに思いますけども、それはそれでわかりました。そうすると、今後の土地売払収入というのは土地開発基金に積み立てていくんだ、というふうな解釈の仕方で、そういうふうにひもつきでない場合ですね、そういうふうな解釈でかまわないのかどうか、その辺を御説明願います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。土地開発基金の性格は、御存じのとおり、公共用地をうまく運用するための基金であります。したがって、前段で申し上げたとおり、土地売払収入があった場合にはそこへ積むという考え方をとっております。ただ、ここで申し上げておきたいのは、いろいろな公共事業をする際に土地を取得するときは、土地開発基金を使って取得してしまいますと、せっかくの起債制度がありながら、やがて起債を使って借り入れすることができなくなります。したがって、それぞれの公共事業を施行する場合、建物を建てる場合に土地取得は、当然、起債の対象になりますので、そのものによっては交付税の措置もありますから、そういう面ではどちらか有利な場合を活用していかなければいけないと。土地開発基金の場合は、やはり、今、開発公社に貸し付けしているものもありますが、やはりもう取得して、そのまま市の方で起債を使わないままに活用できるというものについては、やはりそれなりに中身を十分検討した上で、措置を活用していかなければいけないと思いますので、その辺のところは、これから基金として運用するもの、それから前段で申し上げたように、起債で活用していかなければいけないようなものについては、十分気をつけて運営していかなければいけないものであると、こう思っています。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) わかりました。土地開発基金については非常に微妙な運用の仕方をしなければまずいんだな、というふうなことは確かに認識いたしましたけれども、ただ、新たな疑問が一つ生じてきましたので、最後に御質問したいと思います。と申しますのは、今、会計の中で、一般会計と土地開発基金、基金との運用は一般会計の中ではなされていないわけです。単に土地開発基金の利息を一般財源として使っているというふうにはしているわけですけれども、実際の会計は、土地開発基金は土地開発公社なりの形の中で借り入れるかどうかというふうなものを決めて、そういった公社ですか、そういった形の中で運用しておるわけです。そうすると、今言われました有利な起債、要するに土地買い上げのための起債と申しましたけれども、そうすると、土地開発公社で買った土地、要するに基金を運用して土地開発公社で買った土地を、市で、一般会計で買うとした場合に、起債はできないというふうな判断に立ってよろしいものなのかどうか、起債ができるのかできないのか、その辺のところの考え方をお聞かせ願います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。土地開発基金で取得した土地については、やがては起債を借りることはできなくなります。ただ、土地開発基金から公社に貸し付けして取得した土地については、やがて市で引き取る場合は起債を借りて財源充当できます。そういったことから、やっぱり、開発基金の運用は十分気をつけていかなければいけないと、こう思っています。 ○議長(大和市郎君) 三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) 二点ほどお伺いさせていただきたいと思います。一点目は、総務管理費の一般管理費の中にあります職員研修費のところであります。この職員研修に当たっての人数、それから概要等をお知らせ願いたいと思います。 それからもう一点は、企画費の中のスポーツリゾート構想の中核として位置づけられておりますスポーツリゾートセンターでありますが、提案説明あるいは一般質問の中でもお話がありましたが、既に、四月からのオープンに向けて、スタッフの第一次試験、第二次試験を経て職員を採用し、また、二月一日からは実地研修中であるという御答弁がありましたが、その中に、いわゆる施設長あるいは事務職員等の研修あるいは募集等があって決定されておるのかどうか、そこいらをお伺いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。職員研修の中で、大きく二つに分けております。一つは、一般的な研修ということで新規採用の職員を対象にしたもの、その後何年か経過した若い職員の初級職員の研修、主任、係長級の中堅職員の研修、それから監督者、いわゆる幹部の方の研修、そういったものをそれぞれやっておりまして、一般研修では延べ人数で二百二十九名ほどになっております。それから、もう一つは自己研修、自分でいろんな資格等の研修をしてみたいという希望職員に対しても、そういう研修をさせることにいたしております。これは、今のところ三名を予定しております。去年も三名おりました。それから、もう一つは派遣研修ということで、例えば、自治大学校の研修とか電源地域振興センターとか、それから、県庁にやって一年間の研修をさせるとか、いろんな派遣研修を考えておりまして、これの項目は相当ありますが、人数からいくと六十三名ほどを予定しております。いずれ今後とも継続して職員の知識を深めていきたいと、こう考えております。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) スポーツリゾートセンターの職員体制についてお答えいたします。職員体制については二十五名を予定してございまして、そのうちスポーツ指導員につきましては、県の方に一名お願いすることとしております。また、一般募集しました十八名のフロント員、トレーナー補助員、監視員、庁務員、客室係員、当直員等につきましては、十八名内定しております。その他の施設長、事務局員、運転手、トレーナーの指導員等につきましては、四月をめどに決定されるものと思っております。そのような体制でスポーツリゾートセンターの運営に当たるということでございます。 ○議長(大和市郎君) 三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) 一点目の職員研修でありますが、ただいまいろんな研修があるということで、また延べ人数も結構おられるということで御説明がありましたが、今後も、研修には力を入れていくというお話でありましたので大変安心しておりますが、大変若い人から先輩の方々まで、やる気のある市の職員がたくさんおられるというふうに私も見ております。そういう意味で、勉強したくても勉強させてもらえない、あるいは行かしてもらえないというふうなことがないように、ぜひ優秀な能代市の職員の研修を旺盛に図っていただいて人材育成をお願いをしたいと、このように考えております。先ほどの部長さんの御答弁で十分であろうかと思いますが、お話をしておきたいと思っています。 それから、二点目のスポーツリゾートセンターについてでありますが、今、るる御説明がありましたが、名誉館長さんには小野喬先生が内定しておるというふうに新聞報道がなされておったわけでありますが、やはり、このスポーツリゾートセンターは、能代山本八市町村のスポーツリゾート構想の中核施設に位置づけられておるということで、ずうっと説明を私ども受けておる施設でありまして、非常に、能代市だけでなくて内外あるいは全県を通してですね、この施設について目が注がれておると、こう認識しております。そういう意味からも、ただいま十八名のフロント員ほかの方々の内定あるいは研修については御報告がありましたが、施設長、事務局員の採用決定は四月をめどにというお話については、若干、それでいいのかなあというふうな感じを受けております。というのは、四月に入るとすぐオープンなわけで、この施設は、例えばスポーツの施設であり、また宿泊も伴う施設でありまして、素人が簡単に事務をやったり施設長をやったりということでできるのかどうかですね、その点をお伺いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) 職員体制のことにつきましては、広域市町村圏組合において鋭意検討しながら推進しているものでございますが、現在、平成六年度から専任職員を配置して、また、広域の事務局員も一体となって、このリゾートセンターの運営に向かって努力しているところでございます。いずれ、施設長、事務局員につきましては、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、現在、十八名のスタッフのうち、フロント員、プール監視員、トレーナーにつきましても研修を行っております。いずれ、四月十七日の供用開始でございますので、それまでに万全を期してオープンに向けて頑張るものと、こういうふうに広域の方では今、考えているところでございます。以上です。 ○議長(大和市郎君) 議長判断ですが、当局にちょっとお尋ねしたいのですが、これは広域の問題なんでね。特に、今、人事の問題になってくると、室長さんではだめだということじゃないにしても、幸い、市長が管理者なのでこの辺あたり当該団体が答弁するのが妥当かと思いますので、その辺で御答弁願えればと思います。宮腰市長。 ◎市長(宮腰洋逸君) 私が広域の理事代表になっておりますが、まあ、議長さんも広域の議長さんでありますけども、御承知のように、当初スタートしていくという段階で、どのような形で経費がかかっていくか、また広域圏の構成各市町村の負担とかということになってきますと、大変それぞれたくさんの広域圏での負担科目があるわけで、その辺について各構成の市町村それぞれにいろいろな考えがあるわけで、できるだけこの経費を切り詰めていかなければならないと、負担額を減らしていかなければならないと。そういうことで、現在も広域の中で、職員が出ています。そうした中で、今後の状況となると、今、この計上しているのがどういうふうに推移していくかは、時間を経過していかないとわからないことがたくさんあるわけですので、場合によっては、各市町村から職員を派遣して、そうした中で状況を見ていく、そういう考え方もされております。また、この施設は、ホテルとかそういうものと違って営利を目的とするわけでありませんので、ただ、たくさんの方々が来ることによって地域に活性化をもたらすということと、それによってこの運営負担費に対する負担の額が少なくなっていけると、そういうことでの増収を図っていかなければならないと。そのためには、たくさんの方々が来てもらわなければいけないということでありますが、基本的には、大きい意味では接客業であり、またあの合宿施設等を見ていただいたと思いますが、本当にあそこで運動訓練をする形の中で、一部屋四人とか二人とかさまざまな形での施設になっておるわけで、いわゆるそういう観光とか従前のリゾートの宿泊施設という形とは違うわけでありまして、そういう形の中で、基本的には、いかにして経費を切り詰めて運営していくか、そしてまたお客をいかに呼んでいくかと、こういう形になっておりますので、各市町村がそれぞれ責任を持ちながら頑張っていこうと、そういうことで、当座、場合によっては、各市町村からのいわゆる出向職員等で対処していくという考え方もあるということで、現状は今、室長が説明したような形になっているわけであります。もちろん、今、専任に広域職員でこれを担当している者がおるわけですので、先日来の説明でも申し上げましたように、相当な数の大学とか実業団のところを訪問しながらPR活動をしており、また事務処理等さまざまな形でこの専任者が頑張っておるところでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) ただいま管理者である市長から御答弁があったわけでありますが、御答弁のとおり、営利を目的とするものではないという御趣旨も十分理解できるわけでありますが、ただ、いわゆる必要経費についての負担が大変大きいというお話も、ここまでくるのにいろいろ承っておりますし、その負担割合が当市が非常に多いと。金額は、やってみなけりゃわからんということでありますので、金額は議論するつもりはありませんが、いずれこれから、それなりのまとまったお金がかかってくるだろうというふうに、私も思っております。そういう意味で、今、管理者である市長から、各市町村からの職員を出向させた形でという当座のお考えを述べていただいたわけでありますが、事務局員については、そういうふうに各八市町村で分担するということになるのかもしれません。今、そのような形でやっていらっしゃるようですが、施設長についても、まあ、さっきから言っているとおり、このスポーツリゾート構想の中核施設あるいは、全国にもこういうふうな施設がたくさんあって、私もいろいろなスポーツに参画して話を聞きますと、いろんなところにこういうふうな施設があって、何としてもこの能代のスポーツリゾートセンターアリナスに来て合宿をしなければならないというふうな何かがなければ、全国規模あるいはそれなりの東北規模の大会はやれないというふうなお話が、今進めている中でありました。そういう意味で、この施設をどう生かしていくかということは、大変頭を悩ます点だと思いますので、そういう意味で、やはりこの大きな施設を預かる施設長について、先ほど市長がおっしゃった各市町村からの出向職員で対応する中に、施設長も入っておられるのかどうか、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 宮腰市長。 ◎市長(宮腰洋逸君) 出向職員で対応するという考え方もあるというふうに申し上げましたわけで、断定、決定しておるわけでありませんので、その辺はひとつ御理解願いただきたたい。それから、大変、負担額がかかっていくということで、全額、能代市で負担すべきだというふうな意見等もあるわけでありますが、しかし、これはあくまでも県で建設し、広域圏で運営していくという前提のもとにでき上がった施設でありますので、これはやはり額の考え方、多い少ないとかいろんな考え方は、感じ方はあるかもしれませんが、やはり広域圏を構成する全市町村で負担をしていくべきだと、こういうことでスタートしているわけであります。その中で考え方によっては、能代市の負担が従来に比して大きいのではないかという御意見も承っておりますが、現実に、能代市内に位置づけられている施設であり、やはり地元という形の地元割という考え方もしながらということで、能代山本のスポーツあるいはリゾート、観光等の起点と拠点となれるようにということでの進め方でありますので、その辺は御理解いただきたいと思います。それからもう一つ、いわゆるこれはあくまでもスポーツとかいろいろな研修を目的としてここに滞在して、いろんなスポーツ研修等を行うと、そういう形での施設であり、これあくまでも圏域内のいわゆる観光宿泊施設、旅館、ホテル等とは違った性格を持つものであり、また中身も違っているわけでありますので、そういう意味では、一方においては、そういうことを踏まえて、この地域のホテル、旅館業等そういう形の中に影響がいかないように、競合が避けられるようにという形で運営していかなければならない面もあることは、また御理解いただいていると思います。そういう形で運営していくわけでありますので、宿泊客をどんどん集めて商売するということでもないわけでありますが、基本的には、いろいろな形の内外のスポーツ研修あるいはこの地域研修等においでになる方々に活用していただくということでありますので、そういう意味では、お客に来てもらうためには、あそこの中での対応ということももちろんでありますが、やはり外へ向かってのセールスをしていかなければならないと、こういう形でありますので、いわゆるホテルのマネージャー的な形とはまたやや違う面もあるわけでありまして、そういうこと等も含めてどういう形でいったらいいかということで、各市町村長、いわゆる管理者、副管理者等々でいろいろ検討を進めてきておると。そういう形の中で、先ほど来申し上げましたように、どういう経緯で進んでいくかということをやっぱりじっくり見るためにも、専任の職員というよりも、やはり各市町村で派遣して、そしてそこでいろんな勉強もしながら進めていく方向も考えられるのではないかと、そういう形で進んでおるということを御理解いただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) 一点だけお尋ねをいたします。企画費の中の、ふるさと市町村圏基金の出資金の関係でありますが、聞くところによりますと、それぞれ関係する町村からの一定の基金出資をするわけでしょうけれども、この運営に当たって、この基金運営はどのような手立てで、どういうふうな事業等が決定されていくのか、その辺の能代市としてのかかわりをお知らせ願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えいたします。ふるさと市町村圏基金につきましては、平成六年度、七年度の二カ年で基金積み立てして、その運用益を活用してソフト事業を実施するということで、これまでも説明してきたとおりでございます。今回の計上は、七年度分の出資金として一億四千二百二十四万円、それらに対する起債の借り入れ等も入っておりますけれども、この運用益を活用した計画でございますが、これにつきましては、広域圏の中でこれまで県の指導を得ながら、今回の能代山本ふるさと市町村圏計画の一つとして広域活動計画というのを策定いたしまして、二月十七日に広域圏組合の中で承認されております。それで、その中では人材育成事業、地域間交流事業、長寿社会対策事業という三本の柱の中で、ソフト事業を実施していこうということで設定されております。人材育成事業の中では、これには米代川流域拠点の関係も含まれますので、フライト産業研究事業として十八万二千円、これは圏域全体としては二百万円ほどの計上になりますが、圏域全体では二十億円の基金積み立てを予定しておりまして、今回、三百六十五万円の運用益が発生しますので、それの活用でございます。それからもう一つは、市町村の職員の若手の研修ということで、「未来へはばたけ事業」という名前でもって実施しようとするのが八十万円、それから地域間交流事業の中では、七年度予定としては、広域的な祭りイベント支援事業として二百万円をみておりますが、これは、おなごりフェスティバルのときに八市町村の特産品販売を、一角で実施したいということで、七年度がはしりでございますのでこのような計画をしており、それから長寿社会対策事業としては、シルバーコミュニティ事業として、シルバーの方々の講座を予定していまして、これが十八万二千円、ふれあいシルバーランドとしてスポーツ交流という関係で四十八万六千円、このような形で三百六十五万円の運用益活用ということで七年度は走っていくわけでございますが、今後もこの運用益活用が続けられますので、まあ、七年度は始めたばかりでございますけども、次第次第に充実してまいりたいと、能代山本八市町村の一体となった活用という方向で進めたいと、こういう考えでございます。 ○議長(大和市郎君) 十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) 今、室長の方から御答弁いただいたわけでありますが、その中で、人材育成の関係では、まあ、言ってみますと、米代川流域の関係の事業と言いますか、そういうふうな関係にも使われるようでありますが、実は、この基金そのものの全体の将来的な運用というふうなものが、今の答弁の中にはなかったように思うわけですが、当面してと言いますか、あくまでも果実運用というふうな運用の仕方が当面の事業なんでしょうけども、今、流域というふうな状況を考えますと、この後の、まあ、言ってみますれば、大館能代空港の関係を含めたそういう広域的な中で、もし、ソフト事業の中でも大きなものがあるとすれば、そういうふうな事業に集中して使われていくのではないかという、そういうふうな心配といいますか、そういう状況なども想定されるわけでありますが、じゃあ、そうでなくて、能代の場合はこういう全体として集まるこの二十億円という基金、運用を含めた大きなソフト事業、もしくは基金そのものを活用した何か能代的に活用できるようなそういう事業というのは、この能代市の中では検討されてないのか、それが私は非常に、ただ出資金といいますかね、そういう金を一億四千万円余りを出すというふうにしては、将来的なそういう活用の仕方、プランというふうなものが見えてこないような気がするわけですが、その辺はどういうふうなお考えなのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) 広域活動計画策定の経過においては、拠点分と広域分のいろいろ事業の割り振りといいますか、そのようなこともございまして五〇%拠点、五〇%広域というような話もありましたけれども、七億三千万円、能代山本で積み立てした運用益がですね、よその方にいくのもどうかということで、やはり地域の積み立てであれば地域に還元するのがいいのではないかということで、計画策定の過程で協議されたわけでございまして、七年度の場合は、九五%が能代山本の広域分、五%が拠点の方の関係というふうなことで、この後も、現在の計画の中には六%、七%程度が拠点の方というふうな形で計画は組まれております。 あと、この九〇%程度の能代山本分が、能代市の事業に盛り込めないかということでございますけども、七年度は先ほど申し上げた三百六十五万円の範囲内での事業設定でございますけれども、八年度は一千万円程度の運用益が発生する見込みでございますので、計画実施に当たっては、八市町村の中でまた協議していくことになろうかと思います。現在の基金は取り崩ししないで、あくまでも運用益で実施していこうということでございます。いずれ、これからの計画実施に当たっては、十分配慮してまいりたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) 聞いた限りでは、あんまり具体的な計画は現在ないというふうに受けとめたわけですが、それよりも心配されることはですね、広域的という、能代山本圏域でなくて、いわゆる米代川流域拠点の中で、将来的なこの基金のあり方というのがまだ十分議論されていないようなそういうニュアンスで、私、受けとめたわけですけども、ただ心配することはですね、それぞれ鷹巣もしくは大館地区、まあ、鹿角を含めてですが、現在、大館では具体的に大変大きいプロジェクトがスタートしているように見受けするわけですが、さまざまなそういう圏域でのいろんな事業があると思うわけですが、そういう事業の中で、いってみれば、この基金そのもののあり方がですね、どういう手法、経過をたどってですね、集中的に投下されるといいますか、活用される時期が私は当然くるのではないかという、そういう想定をするわけです。というのは、今、このような金利が非常に低いという中で、果実運用だけでソフト事業そのものにしても十分な活用といいますか、大きなものは、私はそんなに期待できないような気もするわけですが、将来的には、この基金が積み立てのままというふうな形にはならないのでないかというふうな気もしますので、もう少し、将来といいますかね、広域的な中とその拠点というふうな中での基金のあり方、何かもう少し具体性のあるものが準備されているのではないかという気がするわけですけどれも、その点もう少しわかる範囲でお知らせ願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) ただいま議員さんが申されました各地での事業実施につきましては、このふるさと市町村圏の広域活動計画、この基金の運用益を活用した事業ではなくて、総合開発計画の中で実施されている事業と、私は受けとめております。今回、平成七年度から推進しますこの運用益活用の面につきましては、それぞれの大館の広域、あるいは鷹巣・阿仁の広域、それから鹿角の広域と、それぞれ先ほど述べましたような長寿社会対策とか地域間交流、人材育成とこの三本の柱で、同様のソフト事業を実施するものでございまして、あとはその他具体的にハード事業、ソフト事業につきましては、総合開発計画の中で実施されると、このような形になると思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。二十二番竹内宏君。 ◆二十二番(竹内宏君) 総務管理費の中の諸費のところに防災対策費が計上されておりますけれども、これに関連してちょっとお尋ねをしたいと思います。一般質問の際にも、多くの皆さん方が、防災対策の現況や、これからの取り組みについてお話があったわけでありますが、阪神・淡路大震災の際には、公共施設あるいはまた、その職員も多数被災をされまして、災害対策の初動体制についてさまざま論議があったわけでありますが、当市の公共施設、市役所あるいはまた終末処理場、文化会館、総合体育館、また学校等さまざまの公共施設があるわけでありますが、まあ、消防署もあるわけですが、消防署等についてはこの後消防費のところでお伺いしたいと思いますが、それらの公共施設等の耐震性の把握、あるいはまた、その地震対策についてどのように把握なされているのか、このくらいまでなら今現在の公共施設は大丈夫だというふうな御認識があるのか、もし、そのようなことについて把握がされていたらお知らせをしていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。今回の阪神の地震を見ますと、相当な大規模な被害を受けておりまして、市としても大変心配でありますけども、今、御質問の市の庁舎初め、それぞれの学校、衛生関係の施設等が、どの程度の震度に耐え得るのかということになると、我々の頭ではなかなか想定できません。まず、この前の五十八年の地震の際の状況を見ますと、本当に阪神のような地震に耐えられるのかどうかなという心配はあります。しかし、一般質問の際にもお話がありましたとおり、今後、国・県初め、そういう上位団体が、現在ある建物のその耐力、どの程度あるのかということについて大変心配しておりますから、そういう国・県の指導に基づいて、市でもできるものであればやはりそういうことに対して考えなければいけないことではないかと、こう思っておりますので、もうちょっと経過を見て判断したいと思います。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 一款総務費の七目企画費の中で、国際交流事業市民海外研修費四百五十二万円が出ておりますが、これに関しましてですね、今年度、どういう方々の研修を予定されるのかありましたら、もしなければですね、どういう方向づけでことし行うのかということについてお伺いしたいと思います。過日、この事業が始まりましてから三年、四年ですか、どうも決まった人たちが利用するような形で、そういう方向にだけ窓口が開いているような感じがしてならないんですけれど、これ、企画のところでかなりスタッフも足りない中でやっていられる事業だと思うのですが、そういう人たちだけに、限られた人たちだけに利用されるものだとしたら、これはちょっと趣旨からいっておかしいのではないかと思いますが、そこら辺今年度はどういうふうにするのか、お尋ねをしておきたいと思います。 それから、そこの一番下に、地方拠点都市地域地価動向等調査費十一万四千円、金額は余り大きいものでありませんけども、これはどういうことをされるのか、お聞きしておきたいと思います。 それから、十二目諸費、(財)秋田至仁会更生保護施設改築事業費の詳しいことがありましたら、教えていただきたいと思います。 それから、防災対策費が二百四十七万四千円ありますけれども、これはごく通年の予算の関連だと思うのですが、それこそ、震災対策についてはかなりの見直しをしていく、五月までには緊急マニュアルを出すというような話がありましたのですけれども、この内容は、これ防災訓練の関係だけですので、見直しということになるとかなり財政的な問題も出てくるのではないかと思いますが、そこら辺についてのお考えがあればですね、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えいたします。最初に、国際交流関係の四百五十二万円の中の市民海外研修補助があるかどうかということでございますが、六年度は三団体がございましたけれども、七年度に向けては、現在のところはまだ希望はございません。それで四百五十二万円の内容ですが、海外研修補助見込みとして三百万円は計上しております。これは申込期間の関係で、三カ月前に申し込むことになっておりますが、例えば六月に研修するという場合に三月、四月、五月の申し込みということで、この議会の議決をいただく関係であらかじめ三百万円を見込んでおりますが、実際申請された場合は、また議会の方に御説明させていただきます。そのほかに日ロ沿岸市長会の分が七十九万八千円ほど入っております。それから取り扱い上の問題で、先ほど、決まった人にだけというようなお話もございましたけれども、補助要綱といたしましては、五人以上の団体に対しましては、市民の研修に対しまして、まあ、そういう取り扱いをしているということでございますので、こちらとしましては、別に、特定な方に絞っているわけではございませんので、御理解をいただきたいと思います。 それから、次に地方拠点都市地域地価動向調査の内容でございますけれども、今回、地方拠点地域に指定されましたところの土地の取り引き状況とか地価の動向等について、どういう状況になるのかという、そういう何らかの措置を講ずべきかどうかという、前段の判断資料にするために、まあ、調査主体は県でございますが、県から市に委託されたものでございまして、拠点に指定された中の十六市町村のうち、大館、鹿角、鷹巣、能代と、この三市一町を対象にして、今回、動向調査を行うということでございまして、調査の内容につきましては、土地取り引きの関係では、農地転用の件数、面積、それから土地届け出の件数、面積とか、開発行為の件数、面積とか、建築の着工件数とか、あと、県では、不動産鑑定をしまして動向の把握に努めると、このようなことでございまして、この十一万四千円の使途については、市と町に一任されておりまして、当市では、消耗品とかそれらに向けていこうという予算を計上しております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 防災対策費の二百四十七万四千円についての御質問でありますので、お答えいたしますが、これは、今、これから検討しようとする防災の見直しに関する予算は載せておりません。既存の落合にある情報無線、それから港湾のところにある無線の維持管理、そういったものに要する費用の計上であります。 それから、至仁会に対する補助でありますが、これは現在の建物が四十三年に建てられたもので、大変、今、危険な状態となってきたので、県内の各市町村から応分の補助を受けて建設しようとするものでありまして、市長会に対して、総額二千七百四十万円の要望が出されておりまして、これに対して、市長会でも了とし、均等割二〇%、人口割八〇%ということで、能代の場合は二百四十三万円ということになっております。この施設は、犯罪や非行を行った者等の適当な住居のない方に対して、宿泊させながら、必要な保護を行う施設でありまして、県内それぞれのところでこういう不遇な方の収容施設ということで、ぜひ協力していきたいというための予算であります。以上です。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 最後のお答えはわかりました。 それから、防災対策費に関しては、これからの見直しの関係だとかについての経費は入っていないということなので、大体わかりましたが、いずれ通常のものではなくて、これから本当にこの防災対策については、かなり大きな対応、予算的にもですね、出てくるんだというふうに理解しております。今回のは、これでまずわかりました。 それから、企画室長さんにお伺いしたいのですけれども、心配するのは、この市民海外研修のことなのですけれども、何かPRはしていながら、何となく今まで行った団体の方々だと、案外こう、取りつきやすいというか、ものなれているというか、そういう人たちがおるわけですね。そういう方々は非常にとっつきやすく、「利用しようよ」という話になっていくんだろうと思うのですが、ただ、そうじゃない、それこそ要綱にありますような、しかも利用させてあげたいなというような、そういう方々が必ずあると思うのですが、そこに対するこのPRなり、それから支援対策なり、例えば、言葉の問題だとかいろいろですね、そういうものもまた、してあげないとなかなか飛びつかないというか、利用しようという気にならない、そういう問題があるのじゃないかなという気がするわけでして、そこら辺ちょっとスタッフの足りない部署でこれやってていいかなと、ちょっと心配をするわけです。そういうわけで、十分、対策というか、市民に向けられた対策がちょっと不足なのではないかという気がして、結果的には、使いやすくていつも使う人たちが使う、ということになっていくんじゃないかという気がしましてですね、それではちょっと、趣旨からいってまずいんじゃないかなというふうに思いますので、そうしないような形で、ことしはちょっとしてほしいんですけれども、そこら辺はいかがなものでしょうか。 それから、地方拠点都市問題については、これ大体全体の方向からきていると思いますので、これまずわかりましたので、また詳しいことは別な機会にしたいと思いますが、先ほどの一点についてお願いします。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) 海外研修に関しましては、市民がみずから企画しまして、海外研修してこようという、そういう団体に対しての補助でございますので、市民が大いに研修を計画しまして、国際感覚といいますか、あるいはまた、日ごろの活動と国際感覚とのプラス要素を知識として得ていただきたいということでございまして、そこら辺のPRがまだ不足だとすれば、これからも十分PR活動に努めてまいりたいと思います。それから、現在、五人以上ということでございますけれども、国・県の計画に参加する能代市民がおる場合、まあ、なきにしもあらずですけれども、これは一名でも、国・県のこういう海外研修に参画した市民の場合は、やはり、この補助要綱の対象にしていくべきでないかなあというようなことも考えております。あと、先ほど申し上げましたような申し込みの期間を、申し込みやすい期間に改めるとか、あるいはまた、先ほど相場議員さんからもお話しありましたように、特定の方だけということでなくて、団体をセーブするということではなくて、一人の人が毎年行くとか二年おきに行くとかというようなことにつきましては、多少やはり、今、いろいろ財政の事情もございますし、市民のバランスの問題もございますので、検討させていただきたいなと、このような考えでおります。以上です。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 今の企画室長さんのお答えは、大体、了とすることにしたいと思いますけれども、いずれにしてもちょっと、せっかくのこの機会を決まった方向に、ものなれた人たちにということだけは、ちょっと避ける方向で、やっぱり考えなければならないんでないかというふうに、私は思っております。それが、その機会が広い市民のいろんな方々に対応できるような、多分そういうことになりますと、語学の支援だとか旅行のプランを立てるとか、そこら辺の支援策というのは、やはり必要なのではないかと、ものなれていない人たちの場合ですよ。そういうこともありますので、そういう関係の対応、対策を立てられるようにできないものかなあというふうに思います。その点についてひとつお答えいだたきたいと思います。 あと念のため、総務部長さんにお聞きしますけれども、これから防災関係の緊急マニュアルをつくっていくという際に、当然、新たな予算が必要になってくると思うのですが、それはどういうふうな対応をされるのか、六月議会までの間になりますから、どういうふうになっていくのかなあということがちょっと心配ですので、そこら辺についてお答えをお伺いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) 海外研修に関しましては、語学関係のこともということは、ちょっと、今、計画しておりませんが、ただし、国際交流は外国に行く場合だけでなくて、市内にいる外国人に対しましても、やはり温かい配慮をすべきだということで、平成七年度の予算の四百五十二万円の中では、外国人のための日本語教室というのも新しく始めたいということで、そのような計画も予算の中に入ってございます。あと、海外研修の取り扱いにつきましては、門戸を開いた形で市民の方々が大いに申請していただければ、こちらの方としても、できるだけの配慮をしたいというようなことでございます。以上です。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。今、見直しについての打ち合わせに入っておりますが、具体的に予算を必要とするには、もうちょっと時間がかかると思います。いろいろな角度から検討していきまして、それぞれの初動体制、あるいはいろんな項目について順次詰めてまいりますので、それに必要な予算措置というのは六月でいいのではないかと、こう思っております。 ○議長(大和市郎君) 十八番小林幸一郎君。 ◆十八番(小林幸一郎君) ふるさと市町村圏基金出資金の関係なんですが、十七番さんが先ほどお尋ねを申し上げておったわけですが、そういった関連でお伺いしたいなというふうに思います。一つは、米代川拠点の関係と能代山本の圏域のこの事業は、どういうふうな絡みなのかですね、具体的に言うと、何市何町が何ぼ集めて、そしてどこの町が中心になってそれらをとりまとめてどういう事業をするのかと。それで、能代的には能代のエゴなり要望なりが、どの程度主張ができるのか。先ほどは、九五%は能代山本圏域でいろんなことができて、あとの五%は県北全体で何かの役に立たせるのだ、というふうなお話がございましたが、そういった部分をわかりやすくお知らせをいただきたいなと思います。それから、これ起債が一億二千万円の地方債起債でやるわけですが、国からの補てんというのですか、そういったものは短期にあるのか、長期にあるのか、全然ないのか。前のふるさとだと一億円どんときましたね、ああいう形なのか、そこら辺についてお知らせください。 ○議長(大和市郎君) この際暫時休憩いたします。                     午前十一時三十五分 休憩    ------------------------------                     午前十一時三十九分 開議 ○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の答弁を求めます。塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) 地方拠点都市関連についてお答えいたします。地方拠点都市地域の指定は、平成五年八月に県北地区十六市町村も対象として指定されておりまして、これによりまして、地方拠点都市の基本計画を策定しまして、その中に鹿角、大館、鷹巣、それから能代という都市軸をもって、特に整備していこうという基本計画を策定いたしまして、議員の皆様にお配りしたとおりでございます。その事業の実施につきましては、上位計画がそれぞれの市町村の地域開発計画でございますので、実施に当たっては、その開発計画に沿ってそれぞれが進めていくということになります。それから、今回の基金を積み立てしてその運用益を活用する広域活動計画につきましては、先ほど十七番さんに述べたとおりの推進をしてまいるということでございます。それから、今回の広域の基金への出資に当たっての起債一億二千九十万円の関係でございますけれども、これにつきましては、元利償還の際約五三%の交付税措置がされます。このように国でも支援していくという措置でございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第三款民生費、第四款衛生費について質疑を行います。一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 一項の社会福祉費についてお尋ねをいたします。まず、福祉基金事業費についてでありますが、助成のあり方についてお尋ねをいたします。基本的な考え方でありますが、今後も幅広くさまざまな事業に助成していくのか、それとも、ときには必要に応じて、傾斜配分的に特定の事業に重点配分するお考えがおありかどうか、というのが一つであります。 次に、入浴サービス事業費についてでありますが、これまで、直営で月二回平均の入浴サービスをしておりましたが、今年度、新規に委託で一回新たに加えるということでありますが、この委託先について教えていただきたいと思います。それと、移送サービス事業費についてでありますけれども、事業費は全額国庫補助かどうかというのが一つであります。それと、この事業も直営でやられるのか、委託されるのか。 それと、福祉施設等への送迎というふうに伺っていますが、この施設等の「等」について教えていただきたいと思います。 それと、四款衛生費の一項保健衛生費、六目公害対策費についてお尋ねをいたします。民間産廃処理センターから処分場の増設の計画が明らかにされていますが、このことについて、県から、市長は意見を求められていると思います。その意見提出に当たっては環境審議会に諮問をされるのかどうか、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。以上です。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) 今、産廃センターの最終処分場の増設計画がありまして、市長に意見を求められております。この意見を出すに当たっては、当然、周辺の調査もやっておりますけれども、環境審議会を開催して、その意見を伺いながら市長の意見を出したいと、こう考えております。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。最初に、福祉基金の助成のあり方というようなことで、今後どういう対応をしていくかということなんですけども、福祉基金については、助成対象団体が福祉団体とかボランティア団体になっておりますが、今年度も、広報等で募集広告を出しまして希望団体を受けつけております。今後も、そういうことで進めたいと思っておりますので、広くこういう団体に対しては助成していきたいと、このように考えております。 それから二つ目は、入浴サービス事業を二回から三回にするための委託先についてどこかということですが、この入浴サービスを県内で実施している業者は、鷹巣町に「株式会社虹の街」というところがあります。そこへ委託したいと、このように考えております。 それから、移送サービス事業の補助の内容と委託の件ですが、この事業は委託でなく市で行いたいと思いますけども、ただ、運転業務だけについては、シルバー人材センターの方に委託したいと、このように考えております。それから補助の関係でございますが、今年度は車両購入いたします。この車両については、三分の二の県補助がございます。それから、移送にかかわる経費については、一人当たり五千円という単価でもって補助がありまして、この中身としては国が二分の一、県が四分の一でございますけれども、県を通して五千円を限度に四分の三補助、それから市が四分の一の持ち出しと、こういうことになります。それから、この事業の移送については、福祉施設等ということで特別養護老人ホームとか、それから、おとも苑で実施しております介護サービスへの利用とか、そういうのに使いたいと思っていますけども、さらに、こういう利用する方々が、文化会館とかあるいは公民館で、何か研修会に出たいとか講演会に参加したいときは御利用いただくように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 公害対策費の方からお尋ねいたします。環境審議会の意見を伺いながら意見書を提出されるという御答弁でございましたが、基本的に、市長としては、こういう意見書を提出したいということで環境審議会に諮問されるものなのか、それとも、そういうものが全くなくて環境審議会の意見を伺ってから意見書を提出されるのか、その辺の手順を教えていただきたいと思います。それと、地元の住民代表である浅内公害対策委員会の意見の反映については、どのように取り扱われるのか、二点お願いいたします。 それと、福祉基金事業費についてでありますが、今後必要があれば年度内に事業追加するお考えはおありかということが一つであります。 それと、入浴サービス事業についてでありますが、将来的に、すべて委託をされるお考えなのか、直営委託のそのものの考え方、とらえ方、その点についてどういうふうにお考えでしょうか。 それと、移送サービス事業についてですけれども、特養、おとも苑、あるいは公民館、文化会館の研修会等のお話がございましたが、この「等」の中に、今度できますけれどもいわゆる中間施設である保健施設ですね、社会保険病院あるいは、今あります医師会病院のですね、友楽苑ですか、そういうところも入るのか、その辺を教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) お答えいたします。当然、市長の考え方をまとめるに当たりましては、浅内の公害対策委員会と協議をした上で、どういうふうな環境保全についての意見を出していくかということになろうかと思いますので、まず、第一に、浅内公害対策委員会の意見を伺って市長としての考え方をまとめると。そのまとめたものを公害環境審議会の意見を伺って県に出すと、こういう手順になると思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。最初に、福祉基金について、年度内にさらに申請があればということですけれども、福祉基金は今まで、当初で、予定利息に基づきまして果実がどのくらいになるかということで補助件数、補助金額を決めておりますけれども、今まで運用してきてますと、やはり、年度内に基金利子の動きがあります。したがって、今後は、運用益に余裕が出た場合は、当該年度内に応募の受けつけをしていきたいなと。実は、現在でも既に、ぜひ福祉基金を受けて事業をやりたいということで、新たに出てきておる団体もございますので、ぜひそういう方向で最大限基金の活用を図っていきたいなと考えております。 それから、入浴サービスについて、将来的にはどうなるかということですけども、現在の入浴サービスについては、市で、二台の車を用意して、一台は施設へ直接搬入する入浴サービス、一台は自宅へ行って入浴させる浴槽のついたのを持っております。今回は、さらに二回から三回にするということで、委託による入浴を実施することにいたしますけども、いろいろ財政的な状況を検討しました。そういう中で、やはり委託による業務の方が市にとっては非常に財政的にはメリットがございますので、将来このサービスをさらに充実していく段階では、やはり、委託の方を取り上げていったらどうかということで考えております。 それから、移送サービスの中で「等」の中に保健施設への送迎が入っているかどうかについてですけども、この事業は、国の補助等を受けながら実施する事業でございますので、現在のところ、病院等への搬送はできないということになっております。ただ、友楽苑でも、それから新しくできる社会保険病院の介護支援センターも、これは介護支援センターに限って言いますと、市の事業で委託して実施してもらう事業でございますので、介護支援センターを利用する方に対しては搬送をすることになります。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 入浴サービス事業についてでありますけども、業務委託がいいかどうかという議論は別にして、利用者の声がやはり反映されるような方向で、業務委託の場合、考えていかなければならないと思います。そういう意味で、利用者の声と業者を結ぶ中での、いわゆる行政の役割は極めて大きいと思いますので、その連携のあり方についてどのようにお考えかということを教えていただきたいと思います。 それと、一般質問でも取り上げましたけれども、いわゆる普通の病院への通院等に利用するのは困難だというようなお話は前から聞いております。ただ、私は、保健施設も病院なのかわかりませんが、私どもは一般的には俗に中間施設という表現をしているわけでありますので、補助からいけばそうなのかもしれませんが、非常に矛盾していると思います。同じ場所にありながら、在宅介護支援センターを利用するんであれば車が利用できると。そこの同じ場所にある中間施設には使えないという見解なのでしょうか。その辺を教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 最初に、委託による利用者と業者とのその関係でございますけども、当然、委託するには業者と契約を結びます。その契約に基づいて、業者が動くことになりますけども、市で直営でやっているものと差のないような取り扱いは、ぜひ、業者の方にお願いしていきたいと、このように考えております。 それから、同じ施設内に、そういう介護支援センターあるいは保健施設ということでございますけれども、原則的には通院はだめだということになっていますので、補助要綱に従って運用していきたいと思っております。 ○議長(大和市郎君) 六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 二つだけ質問いたします。三款、二目生活振興費の中の街灯費、これ、いろいろ調査の上盛られた数字であろうとはもちろん思いますけれども、その地域の中から、生活上、非常にここに街灯がなければ不便だと、こういうお話を二、三個聞かされているケースもありますので、この後そういう要求、要望に対してどのようにおこたえの用意があるのか、それが一点です。 それから、三目の老人福祉費の中の、老人おむつ給付事業の件ですけれども、七百一万円の計上ですけれども、これ、寝たきり老人のすべての人が対象になっておるのかどうかということです、簡単に言えば。以上です。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) 街灯費についてお答えいたします。街灯の設置につきましては、毎年、年度初めに、各自治会を通しまして要望をとりまとめます。で、その要望の箇所を市の方で調査しながら、一応市としても、いろいろ緊急度をつけまして予算措置をしていくと、こういうことですが、毎年かなりの要望数になっておりまして、予算計上で、その要望箇所一〇〇%というわけにはなかなかまいりません。けれども、できるだけ、緊急度を判断しながらつけていくと、こういうやり方をしておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 老人のおむつ給付事業につきましては、平成六年の四月から実施した事業でございますけども、これは、市内に在住する六十五歳以上の寝たきり老人を対象としております。しかも在宅で、ということになっておりますので、在宅で寝たきり老人ということになります。病院に入ったりしている方については、支給いたしておりません。病院の方でいろいろ診療報酬の中で給付しておるようでございますので。在宅寝たきりということで給付しております。
    ○議長(大和市郎君) 六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 街灯費のことについて御答弁いただきましたが、ちょっと解釈の仕方どうすればいいのか、弾力的に対応なされることができるのかできないのか、それをはっきり教えていただきたい。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) お答えいたします。毎年、自治会から来る要望は、百を超える数の要望が出てまいります。その中で、緊急度をつけまして計画を組んで対応しておりますので、毎年、自治会を通して要望していただくことがまず第一ですが、その要望以外に、年度の終了間際に、何とかということになりますと、なかなか予算的に窮屈でありますから、そういう対応はなかなか難しいということでありますので、自治会長さんに、春先にお願いしていますけども、地域のそういう地点がありましたら、年度当初の要望の取りまとめの際に、ぜひ出していただくようにお願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 この際休憩いたします。午後一時会議を再開いたします。                     午後零時四分    休憩    ------------------------------                     午後一時二分    開議 ○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第五款労働費について質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第六款農林水産業費、第七款商工費について質疑を行います。二番佐々木鉄弘君。 ◆二番(佐々木鉄弘君) 第七款商工費、第一項商工費のうちの浅内鉱さい堆積場利活用促進対策費についてお尋ねいたします。現在の利活用懇談会をそのまま継続する考えなのか。また、新たな組織により利活用の具体化に向けて取り組む考えはあるのかどうか。 それともう一点、企業開発費についてお尋ねいたします。調べによりますと、平成五年度は約二億円、平成六年度で約二千五百万円、今回、平成七年度の当初で八百八十万円というふうなことで、だんだん落ちてきているようですが、どのような内容になってこのようになっているのか、二点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。一点目の浅内鉱さい堆積場の件でございますけれども、このことにつきましては、一応、促進懇談会は今まであったわけですが、地元等のいろいろな話し合いの中で、あの堆積場を、あの地域の開発をどうするかということでいろいろ話をしてきたわけでございますけれども、ゴルフ場を核とした総合的なレジャー施設をつくるんだという基本的な考え方の中から、県の方へいろいろ話をしながら、能代市、そして八竜ともどもこのことについて陳情を申し上げております。これを含めながら県の担当課長と私どもの事務段階の中では、今後は、この促進懇談会でなくして、県自体でこれを促進するためのいろいろの方策を考えていきたい、というような話し合いをしておるわけですが、その後の内容について、具体的なことについては、まだ、私どもの方に入ってきておりませんので、一応、促進懇談会は県の方でそういうふうな組織がはっきりすれば、そちらの方で進めてもらいますけど、まだ、その点がはっきりしていない点もありますので、一応、今までのものの予算はそれなりに上げてはおりますけれども、私ども事務段階の話し合いの中では先ほど話をしたように、今度は県が中心になりまして、この促進を図るんだと、こういうふうな話に進めております。 二点目の企業開発費の関係でございますが、五年度、六年度、七年度と、ずうっと金額が下がってきておりますが、五年度はですね、用地の取得助成というのが約一億六千六百万円ばかりありました。それから雇用奨励金が二千九百八十万円、これを両方足しますと約一億九千五百九十万円ぐらいですか。あとは事務費というようなことで約二億円ということです。それから、六年度は二千五百四十七万円でございますが、用地取得助成金というのがありませんでしたので、雇用奨励金二千百六十万円、その他事務費ということになっております。七年度でございますけれども、八百八十二万四千円でございますが、用地の取得助成はありません。そして雇用奨励金は四百二十万円ということでありますから、あと先ほどお話し申しましたように、旅費だとかリーフレット作成等さまざまなものを含む事務費というようなことで、こういうふうな状況になってございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 二点ばかりについてお尋ねしたいと思います。第一点は、市長の行政報告にありましたように、農業基盤強化法案に基づきました基本構想でございます。この目玉は、認定農家を五百二十戸育成しようとする方針でございまして、私はこういう考え方に全面的に賛成するというわけではございませんが、時代の流れとしてある一つの評価をするものでございますけれども、ただ、今までの認定農家およそ百五、六十戸であると思うのですが、この実態を踏まえて考えてみた場合に、どうしても能代地域内におきまして、いわゆる格差といいますか、偏差があると。わかりやすく言いますと、山間地の農家は、この認定農家になかなかなりにくいという基本構想の中で進展していくと理解しています。したがいまして、私が懸念する山間地対策を、どういうふうにお考えになっているか、一点お尋ねしたいと思います。 二点目は、先般、うちに特別栽培米制度というチラシが配布されました。私は、よかったなあという反面、基本的な一つの複合経営をするにしても、稲作経営というものをきちっと整理した中でないと、能代の農業振興はなかなか難しいという立場で理解しているものです。この位置づけ、手法等々についておありでしたら、お尋ねしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。一点目は、認定農業者の育成と中山間地の関係ということなようでございますが、このことにつきましては、中山間地の地域の農業を進める上で、稲作につきましては、私から言うまでもなく、中山間地区内というのは耕地の狭隘性あるいはまた分散化、さらには気象条件にも左右されるというようなこと等から、大規模経営につきましては、やはり低コスト化だとか良食味米の安定供給では限界があるんじゃないかと、このように考えておるわけでございます。こういうふうなことから、気象立地あるいは地域資源を活用した、いわゆるこれからのですね、農業を中山間地でやっていくとすれば、水稲だけではやっぱり大変だろうというようなことから、水稲プラス野菜、花卉、果樹、肉用牛とでもいいますか、畜産等のですね、生産を高めるための高収益、高付加価値の農業を推進しなくちゃいけないだろうと。そして、地域の条件にあった基盤整備や農地の流動化により、認定農家の育成を図っていかなきゃならないと、そういうふうな考え方を持っております。また、戸松議員さんがおっしゃるとおり、中山間地域の活性化を図るためには、共同化、協業化、つまり、作業受託組合のような法人の組織化を図るということが大変重要ではなかろうかと、このように考えております。それから、市の農業基本構想の中では、個人十六、法人二の合計で十八の営農類型を示しまして、農業の体質強化を図ってまいりたいということでございます。そして、市の独自の事業につきましては、この二月に県の大綱が示されましたので、これらの中から、地域に合った事業を取捨選択し、地元の意見を聞きながら対応してまいりたいものだと、このように考えております。 それから、二つ目の特別栽培米の関係でございますけれども、新食糧法が施行されることしの十一月ですかね、これが施行されることによりまして規制が緩和されますと、産地間競争というものが相当激しくなってくるだろうと予想されます。これによりまして、消費者ニーズにこたえるために、安全でおいしい良食味米とでも申しますか、それを提供する必要が高くなってくるんじゃないかと推察されます。このことから、関係機関との連携の中で、従来の栽培方法の見直しを含めた技術指導を推進し、地元の米の評価を高めるための方策を協議してまいりたいと考えております。なお、特別栽培米の制度は、近年の健康食品志向を背景といたしまして、化学肥料や農薬を使用しないこと等を特徴とする特別な栽培方法で栽培した米でありまして、これは私から言うまでもないわけでございますが、一定条件のもとで、生産者と消費者の間で直接取り引きを行える制度でございます。昭和六十二年度から発足しておりますが、現在、能代市では、二名の生産者が食糧事務所長の承認を得まして、この制度による取り引きをしてございます。当制度による取り引きを行うためには、クリアすべき多くの要件が定められてはおりますけれども、この制度を利用したいという相談があれば、関係機関と協議しながら、技術面、制度面等につきまして、指導を関係機関とともども行ってまいりたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 一点目の件でございますが、現実の政策面において、私が判断しますと、畜産といい、その他の諸事業で非常に見解の相違がございます。この見解の相違はそれとしまして、私は、山間部の、いわゆる農村の救済というか、あるべき姿というのは、国で示された認定農家というよりも、その地域に即応した動力、その他お互いが相提携した、そういうふうな形態、協業系といいますか、そういうふうな見方をもっております。したがいまして、市長よりお話がありましたように、認定農家を中心として、その他約三千五百戸の農家を活性化しようとする方向とは、やはり若干違う考え方を持っています。したがって、私は、こういう地域には、市単独の独自な個性を求められているということがよく言われますが、単独の事業で当初予算に盛り込まれるものと、実は期待してきたわけです。なぜならば、緊急時という視点から立ちますと、今の農業というのは、県でも通年予算ですし、本議会での農林予算は四億六千強でございます。目的別に言いますと全体の予算額と比較すれば、二・六、七%しか占めていないです。私から言わせますと、この際、どんどん、そういうその地域にあった単独の行政施策を展開すべきだという気持ちでおります。まあ、ないものはないでございますが、市単独予算を計上しながら、山間地の農家を育成するという考えがありますか。ありましたらお答え願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。先ほど、いろいろな考え方を示したわけでございますけれども、特に中山間地地帯につきましては、例えば、檜山地域でありますと四百二十五ヘクタールの田、畑が二十五ヘクタールというような状況で、農家数が三百戸ぐらいありますけれども、一件当たりを平均しますと、二町歩以下というような状況にあるわけでございますのでですね、私どもは、こういうふうな状況の中で、さまざまな十六項目の類型はつくってはおりますけれども、檜山なら檜山、常盤地区なら常盤地区のやっぱり地域条件というものは十二分に見きわめながらやっていく必要があるだろうと。そのためには、やはり、地元の意見、農家の意見を十分に聞いた上で今後施策を進めていくということが、大変重要なことではないかと、このように思っております。したがいまして、単独で市でやる考え方があるかというような問題でございますが、私は、これから農家の方に入りまして、中山間部の皆さんと一緒に話し合いをしながら、今後どうあるべきか率直な御意見を聞きながら施策を講じてまいりたいものと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 中小企業融資対策費で一つだけ質問させていただきます。一つは、きのうの補正で減額をされたわけなんですが、融資の、もし資料がなければ結構です。五百万円と二百万円増して七百万円になったその比較というか、それによって七百万円の限度いっぱいの融資者、申込者が多いのか、あるいは三つぐらいに分けて二百万円あるいは五百万円、七百万円といった場合に、低額の方が多いのか、それがもし資料がありましたら、なければないで結構です。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。まことに恐縮でございますが、今、その資料を持ってきておりませんので、今、後で取りそろえまして報告したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 私が言いたいのは、もし、七百万円あるいは前の資料でもって五百万円の上限の方の融資者が多いとすれば、上限の見直しがあってもよいのではないかということで、七百万円の上限にしたがゆえに利用者が多くなったと、とすると、今の資金需要からすると、上限に若干配慮があってもよいのではないかということで、もし、一千万円にした場合にそれなりの、市の中小企業に対しての、そういうふうな融資制度、あるいはそれに対しての効力が、なお一層反映されるのではないかなあということでの話でございますので、その辺の検討をよろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。五百万円から七百万円に昨年の四月から実施したわけでございますが、大変利用者から喜ばれておりまして、前年対比を見ますと伸び率は一四九・二%ということで、五〇%ぐらいオーバーしておると。ということは、五百万円よりやはり七百万円では使いやすいというようなことで利用されておると、このように判断しております。現在のところ他の市の方の状況を見ましても、一千万円までというのはまだありませんので、やっぱり一千万円ということになると返済もかなり窮屈になってきますから、私どもはいろいろ推移を見ながら、今後、検討していかなきゃならない問題だと思っておりますが、今のところは、七百万円の限度がいいのじゃないかと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 農業費の関係でちょっとお伺いいたしますが、先ほどもありましたように、農業経営基盤強化資金利子補給費補助金が出ているわけですけれども、この関係で、実際には、農地銀行活動だとかいろいろな面で、ことしからの農業の新しい施策が始まるわけなんですけれども、そういうことで、ちょっとお伺いしたいわけですが、実際に担い手農家をつくっていくという際に、今、中山間地対策について非常に胸を張られたお答えがあったわけなんですけれども、実際には、それでは十六の類型にしている水稲が、大体六ヘクタールから七から八ヘクタールというそういう状況プラス、野菜、そのほかいろいろおっしゃってますけれども、それぞれそういう類型の中で、中山間地が、はっきり言って、この規模拡大をしていく、担い手農家をつくっていくと、そういう形の中で、中山間地が本当にやっていけるかどうかということを、まあ、はっきり胸張ってお答えありましたけれども、私は、果たしてそれでいいのかなという危惧を持っております。というのは、やっぱり資金貸付が中心でございますから、そういう意味で、その状況も非常にきついわけです。そういうのを考えたときに、例えばという例で出されました檜山地区のこの三百戸の農家の関係で、本当にいいのかどうかということについての見通しを持ってのお答えなのか、ちょっと私は非常に疑問に感じましたので、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。議員さんからは、この中山間地が果たしてやっていけるのかと、本当にやっていけるかというような御質問でございますが、先ほどもお話し申し上げましたけれども、中山間地地帯というのは一戸当たり二ヘクタール、二町歩以下というような状況にありますけれども、やりようによってはさまざまありますし、先ほど戸松議員さんにもお話し申し上げましたが、中山間地地帯の場合は、農業兼別の方に働いているさまざまな方々がおりますが、いずれにいたしましても、耕作面積というのは少のうございます。したがいまして、そういうふうな方々は、これから単独でいろいろやっていくとしても大変だということがあるとすれば、やはり、共同化、協業化というようなやり方も必要であるだろうし、まあ、例を一つ言わさせてもらいますと、常盤地域の奥地の方で米プラス花卉、それから米プラスしいたけ栽培、まあ、これは新聞にも出ておりましたが、今までお父さんがやってきたときとは違って、息子さんが実際意欲を持ってやるようになりましたら、言葉が悪いかもしれないけれども、お父さんのときは、ある程度農業を営んだ場合は、どんぶり勘定でやったかもしれないけれども、今はそうでなくして、やはり経営というものをはっきりした、やっぱり、複式簿記なんかもつけながら経営の状況をつぶさにやったら、相当上昇したというような実例もあるわけでございます。したがいまして、今後の中山間地地帯というのは、私は十二分にやっていけるか、本当にやっていけるかということになると自信を持って言えるわけではありませんけども、そういうふうなやはり方向づけをするということは、私は大変必要なことではないだろうかと、このように思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) ということは、常盤の方の例も言いながら、一定の方向づけなんだということなようでございます。しかし、現実には、農家経営は休みなく続けなければならないわけですから、方向づけという精神面だけではちょっとうまくないんじゃないかというふうに思います。同時に、先ほどお話がありましたように、これは利子補給していく、これは資金の利子補給だけの予算となったわけですけども、中身はもっと大変で、例えば、先ほどお話があったように、一人当たりの水稲の耕作面積は少ないと。それをどうするかというときには、協業化、共同化が必要なんだという話をされながら、受注関係の法人づくりというようなことが、一つの例としてもおっしゃいました。そうすると、平坦地のこの七百五十万円というその収入を見込んだですね、そういう一つの類型がありますよね。それとは全然違った形で、山間地というのはそういう協業化、共同化というものを進める方向づけなんだというふうに解釈されるわけなんですけれども、そういうことで、果たして農家の皆さんの納得が得られるのかということについて、私は非常に大きな疑問を持つというわけです。したがって、十六の類型の中に全部はめるということは当然できる話ではないと私は思っているのですが、あなたは方向づけだとするならば、それは精神的な面だけで、実際には、生活していかなければならない農家の人たちの立場はどうなるのかということを心配するわけです。そういう意味で、本当にいいのかということをお伺いしています。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。先ほどから申し上げておりますけれども、中山間地帯というのは、やはり、平田の場合とは違うという感じを持っております。ということは、中山間地帯というのは昔から稲作を中心にしてやってきておりますから、私は肥沃な土地ではないだろうかと。そして米に適しておるんじゃないかと。そういうふうな面から申し上げますと、私は先ほども申し上げておりますが、この地帯をやはり平田と一緒になっていくのは大変でございますから、まあ、戸松議員さんにも申し上げましたけれども、特別栽培米というようなですね、良食米、やっぱり高い米をつくると。そういうふうなことが私は大変必要なことじゃないだろうかと。それプラス高付加価値のある野菜だとか果樹だとか花卉だとか、さまざまなものを織りまぜながら高付加価値のものをやって対抗するような努力をする必要がある。そのためには、農家の皆さんの意見を十二分に聞きながら進めてまいりたいと、このように述べておるわけでございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) そうすると、十六の類型の中で、新政策に沿った担い手農家をつくっていくという方向づけが、まずあったわけなんですが、それをもう少し細かくいたしますと、例えば、中山間地の方向づけは、今のようなお話で、肥沃な土地ではないと。そこで、非常に付加価値の高いものをつくっていくんだという方向づけで、これは分けられていくというふうに解釈できますよね。そうすると、しかも、担い手農家ということをつくっていくわけですから、当然、規模拡大していくという農家がその間に出てくるわけで、そうすると、どうしても小さい農家は整理されていくという方向で、あなた方は考えていらっしゃるというふうに解釈するわけですけれども、それでは生活できない人を、まあ、言葉は悪いかもしれませんが、切り捨てながら担い手農家だけが大きくなっていくんだと。そういう方向づけを市がされているというふうに解釈されるんですけれども、それでは能代市全体の農業振興にはならないじゃないですか。そういう点で、私は非常に疑問を感じます。そうならないような対策を立てられなければならないというふうに思うのですが、いかがですか。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。私の言葉が舌足らずであったかもしれませんけれども、中山間地は肥沃な土地であるというようなことから、栽培米の作付も一つの手法でないかというようなことで述べさせてもらいました、ということをお願いしておきたいと思います。それから、兼業農家、そういうふうな耕作面積の少ない農家をどうするかということでございますが、実際のところ、そういうふうな人方についてはですね、今、実際のところは、かなり脱していたとか、さまざまな形が出てきてはおりますけれども、その中では、先祖代々からの土地をぜひとも守っていきたいというような農家の方々もおりますから、やっぱり、自分のつくったものを自分で食べるくらいの人方もおるだろうし、それ以上のまた、やはり生活の糧としてやっていかなければならないとか、いろいろな農家がございますので、これから、そういうふうな方々とはひざを交えながら今後のあり方について話し合いをし、そして指導していかなければならんだろうと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第八款土木費について質疑を行います。二十五番山木雄三君。 ◆二十五番(山木雄三君) 能代河畔公園整備事業について、伺いたいと思います。今までは、体育館の完成が待たれまして完成しましたし、今度、いよいよ用地買収にかかってきたと、こういうようなことで、非常にいいことだと、こういうふうに評価するわけでございます。用地購入費として一千四百七十七平米、建物補償が三棟、多目的広場工事としてトータルで一億四千二百万円余、こういうふうな予算を今回組んだわけでございますけども、用地購入に当たりましては数年間実績がありませんでしたので、当初を思い起こしてみますと、住居に関しては補償をすると、その他に関しては、解体をして市が土地を購入すると、これがたしか基本じゃなかったかなと思います。こういうふうなことで、最近、あの周辺の土地単価がどういうふうになっているのか、今回、どういうふうな算定をしたのか、そういうふうなことをお知らせをいただきたいと思います。 それから、一期で五ヘクタール、そして二期目も五ヘクタールと、こういうふうな段階を踏んでおるわけでございますけども、先般、昨年の三月に地元の方々に説明会を開催したと、こういうふうなお話がございました。その説明会に当たりましての範囲、また、内容についてちょっとお知らせをいただきたいと思います。ということは、その地域の方々の協力の度合がどうであるか、それをちょっと知りたいわけでございます。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) お答えします。一点目の土地の単価の算定についてでございますが、これは鑑定士から鑑定していただいた単価でもって、今後交渉する予定でございます。また、二点目といたしまして、昨年の三月ごろ説明会を開いたということにつきましては、第一期計画の面積が五・五ヘクタールでありまして、子ども館のところまでであります。第二期計画の範囲が、子ども館以西、大政木材の手前の付近だったと記憶していますが、それが御承知のように、事業の進捗は、整備されてきたのは第一期計画の方が主として整備されてきました。第二期計画につきましては、用地買収を先行したわけでありますが、国・県の方から、第一期計画が、整備が終わってないのにもかかわらず、第二期計画の方へ入っていくのは非常に芳しくないと。会計検査にも指摘される事項であるから、そうであれば、一期計画の方を伸ばしていって、面積を二期計画の方へ拡大していって、そうして整備していったらどうかと、そういうふうな指導があったわけでございます。二期計画の方の事業年度は、平成五年度の三月でございました。一期計画の方の事業年度は、逆に平成六年度の三月であったわけです。そういうことから、二期計画の方の事業はそのまま事業延長しないで、一期計画の方の事業年度を延ばし、さらに面積も拡大したわけであります。面積拡大したのは五・五ヘクタールプラス二ヘクタールでございまして、建設省へ入るあの道路までを拡大したわけでございます。そういうことで、市長が一般質問でも答弁しましたが、地権者に対して説明しておらなかったもんですから、昨年、実はこういうことで今後整備をしてまいりたいと、そういうふうにして説明してございます。説明会を開催した範囲は、当初の二期計画の範囲の方々まで行っております。その中で、確かに、いや今まで何にも説明なかったんじゃないかと。で、我々も非常にどうしたらいいかという考え持っておったんですよという方もおりましたが、説明会を開いて、じゃあ、今後どういうふうに進んでいくのか、大体皆さん認識していただいたと考えております。 ○議長(大和市郎君) 二十五番山木雄三君。 ◆二十五番(山木雄三君) 今回の多目的広場工事、これはプールの東側の駐車場のあそこだと思いますけども、これ多目的広場という、まあ、非常に聞こえはいいんですが、どういうふうな利用の仕方を考えておられるのか、そして使用しないときには駐車場にするんだと、開放するんだと、こういうふうなお話がございました。ですから、駐車場にする場合は、今、通常、車はこの辺の通勤の方々が置いていますけども、もう一般に通常開放するのか、体育館を活用する方々のための駐車場として開放するのか、その辺まずお聞きしておきたいと思います。 それから、今後の事業の進め方としまして、土地買収を今後優先をするのか、土地を購入したところから整備を図っていくのか。それから、土地買収は順序立てて対応しようとするのか。隣の方がなかなか難色を示した場合は、購入の場合はそれを飛び越えても購入をするのかどうか。それから、二期計画、私たしか大政さんじゃなくて、昔の冷凍倉庫のあるあそこまでじゃなかったかなあと思っています。これは私が間違いであれば訂正したいと思いますので。それでまた元に戻りますけども、多目的広場を、私一つ提案したいんですけども、これは大体設計をある程度見通して金額を出していることと思いますけれども、もしあれでしたら、夏はプール、その今の多目的広場のところは、ちょっと段差を下げて水を張ってスケートリンクにすると。そして夏はまた駐車場にも開放すると。こういうふうな一石三鳥分あるんじゃないかなと。これはどれくらいかかるかよくわかりませんけども、そういうこともちょっと頭をひねってみたらどうかと、こういうようなことを提案してみたいと思いますので、この三つについて御答弁をお願い申し上げたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) お答えします。多目的広場の利用ということにつきましては、平常時何もない、イベントなんか何もない場合は、今と同じような駐車場として利用させる考えであります。あと何かあった場合は、例えば、あそこでテニスとかバレーとか3オン3バスケットですか、そういうものなどもやれるように舗装だけは全面する考えであります。それから、体育館の利用者に開放するのかということでございますが、今申し上げましたように、今と同じような一般の方々へ開放するという考えであります。それから、スケートリンクなんかいかがかということですが、これにつきましては、実際はつくってみなければわからないわけでありますが、風の強いところでありますので、表面が波打つことになりますので、どうかなというふうに考えます。 それから、土地買収を優先していくのかということでございますが、これは、ずうっと土地を優先して後で整備するということでなくて、ある程度買収した段階で整備をしていくというふうに進めてまいります。それから、関係者がどうしても土地を買収することが困難な場合、飛んでもやるのかということでございますが、先ほど山木議員さんもお話しされましたように、河畔公園を整備する基本的な考えは、工場がみずから出て行った跡地、更地になった土地を整備するという前提で進めてきておりますので、工場がいつまでも残っているところを、無理やりそこから出でいっていただいて整備するという考えはございません。 それから、二期計画ですが、確かに大政さんの手前のところですね、大政さんと、それから冷凍倉庫ですか、あそこに中央木材さんもあったんですが、あそこの境であったはずです。 ○議長(大和市郎君) 二十五番山木雄三君。 ◆二十五番(山木雄三君) 体育館が新しくオープンしたわけでございますけども、御承知のように、駐車場が非常に狭いと、こういうようなことは当局の方々も御認識をなさっておることと思います。ですから東側をですね、多目的広場にしましてそこも使用したと。それから体育館も同じ日に使用したと。そして今度、西側を芝生とかピクニック広場、こういうものに整備していくんだと。そうしますと、今でも足りない駐車場がさらに狭くなると、こういうふうなことが考えられるわけなんです。ですから、そういうふうなことに対して、どういうふうに今後、運営、対応しようとしておられるのか、その辺をお聞きしたいわけでございます。 それから、もう網をかぶせているわけですから、今回、体育館が終わりましたし、できればやっぱり早目早目に土地購入をし、今回の購入は五百坪ぐらいなんですね、私は非常に少ない面積じゃなかったかなあと、もう少し進んでもよかったんじゃないかなあと、そして一期、二期計画を早く完成させるんだと、こういうふうな考え方を強く持っていただきたいと思います。 さらに三期計画、まあ、大分先のことになりますけども、もう平成三十年までかかると、当時の市長は百年の大計ということを言われましたけども、三十年内にできるということは非常にいい形になると思いますけども、できるだけ早く買収をして、そのたがのはめられた方々に迷惑のかからないように対応していただきたいものと、そういうふうに考えて、要望をいたしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) お答えします。駐車車の件につきましては、今までも何遍もお話ししてきておりますが、河畔公園について、今の一期計画が整備され、それから、今度一期計画が拡大されまして西側の方へ広がったわけですが、それらを含めまして約四百台になります。まあ、何かイベントなんかあるときには、今までも、市民プールの東側とかあるいは、遠くは、先ほど話ししました冷凍倉庫のあの前後にもあります。それからちょっと離れますと港湾の物揚げ場がございますので、そういうところで対応していきたいと思っております。 それから、網をかぶせている関係で早目に早目にということでございますが、これは御承知のように、補助事業でやっているものでございまして、今の国の補助のペースでいきますと、市長が一般質問で申し上げましたように、平成三十年代の前半にはなろうかと思っております。 それから、二期計画の関係は早くということでございますが、二期計画というのは、先ほど説明しましたように、消滅しているわけでございます。今後はあくまでも一期計画の七・五ヘクタールが整備を終わりますと、また事業年度を延長し、面積も拡大して、そういう形で進めていくことになると思います。あと三期計画はもっともっとその先になりますので、当面は、今の七・五ヘクタールについて整備の促進を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 八款、七項河畔公園費についてお伺いしたいと思います。御承知のとおり、私ども日本共産党は、この河畔公園整備事業については、より市民の暮らしに密着した施策を進める上で、不要不急のものとして急ぐ必要はないということで、その都度反対を表明してきたものです。ただ、体育館があそこに位置づけられてきた段階では、それはそれとして市民の要望があったということで、その事業としては進めてきたわけなんです。そこで、今回またこの用地取得と建物補償が予算化されてまいりました。それでお尋ねしたいのは、第一点は、この用地購入と建物補償の関係で、能代市費はどのくらい入っているのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 それからもう一つは、私どもは、十一ヘクタール、これが一期、二期に分かれていてという認識で、今お話があったようにですね、そういう認識が一つはあったんですが、それがなくなって、第一期計画を五・五ヘクタールから、つまり一期計画を延長していくと、それは今の計画は七・五ヘクタールの整備をしていくんだと、そういうふうに言っているわけですね。じゃあ、それだったら地域住民の方々にどういう進み方をするのかということについては、そこをきちんと、七・五ヘクタールなら七・五ヘクタールの説明の仕方といいましょうか、そういうものだったらわかるんですけれども、それはそうじゃなくて、十一ヘクタールのその説明の範囲までやるというのは、これは何だか住民の皆さんにとっても非常に迷惑な話だし、それから我々に説明しているものともつじつまが合わなくなってくるんじゃないかと、そういうような気がいたします。そういう点で、まだまだ能代市の財政が十分あってですね、そういう公園の方にもいろいろ力を入れてもいいようなそういう状況ではないわけでして、例えば、震災対策なり特別養護老人ホームなり、いろんな面があるわけですよね。そういう点でちょっとかなり私は問題があるんじゃないかというふうに思いますので、はっきり申し上げまして、この計画が本当に今必要なのかどうかということを、まともに考えた見直しが必要なのではないかという気がして、そういう立場で質問しているわけですが、そこら辺ちょっと、二点についてだけお答えをいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) お答えします。用地と建物の予算の内訳で市費がどのくらい入っているのかということでございますが、国の補助事業で進めようとしているものでありまして、二分の一の補助でございます。 二点目としまして、十一ヘクタールを一期、二期という認識でおられたそうでございますが、これは最初から全体の面積は十四・八ヘクタールでございます。そのうち一期計画として計画したのが五・五ヘクタールで、子ども館のところまでと。二期計画が子ども館のところから、その大政さんの手前のところまでですよと。それ以降については、計画として面積は十四・八ヘクタールの中に入ってはおりますが、具体的な計画にはなかったということでございます。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 二分の一補助はわかりますけれども、この予算書ではちょっとわかりませんので、別の一般財源の中にいろんな多目的広場のものとかいろいろ入っているはずですから、これでわかりませんので、用地取得の関係ではどうか、それがわかったら教えてくださいということを言ってるんです。市費どのくらい入っていますか。 それから、二つ目は、十一ヘクタールでなくて十四・八ヘクタールでしたが、それは私間違いましたので訂正しますが、最初の一期計画と二期計画という形で進んできたという認識はあったわけですが、それが、そうじゃないというような国の方からのクレームがついたというお話も先ほどあったわけなんですけどれも、この間、景気が非常に悪くなったり、それから財政事情が非常に苦しくなる中で、全体として計画はまずなかなか順調にはいかないと。全体として、いわゆる二期計画に入っていく段階あたりで、この事業を見直しするという、そういう考え方もあるというふうに、私は過去にですね、認識してきたんですけれども、そうじゃないと。私は公園がだめだとか何とかと言っているわけではないんですけれども、今、急いで不要不急のこういうものを進めるよりは、もっと別なことが必要なんじゃないかと。何となく材木町筋のところをですね、私もあそこで育った人間ですのであれなんですが、補償して区画整理やっているようなもので、何かそういう認識で、しかし、公園というものはなかなかできてこないと、建物が張りついてですね。そういう中で、どうも私はあそこに河畔公園として本当にやっていっていいのかどうかということは、やっぱりもう一回見直しする必要があるんじゃないかということで、お聞きをしているわけです。そういう点でいくならば、七・五ヘクタールのところを、今、近々にやろうとしているときに、全体的な人方にも説明するというのは、これもまた非常にきちんとしていないというか、何となくぼやっと網かけたという言い方ありますけども、網かけられた方も大変じゃないかと思うのですけども、それじゃあ余り秩序的におかしいのではないかというふうに思いますので、そういうやり方をちょっとやめた方がいいのではないかと思うのです。そういう意味で、一つは、全体計画の見直しということはもうきちんとやっぱりする必要があるんじゃないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(大和市郎君) 幾らか質問にはなっているようだけども、そういった討論様式の政策的なものを今ここでやるということは、ちょっと答弁する方も今の段階ではちょっと難しいと思うんです。したがって、この予算の範囲の中にとどめて質疑をしていただきたいと思います。 ◆十五番(相場洋子君) そのつもりでおりますので、最初の市費の問題と、あと、その説明会を七・五ヘクタールの人たちの範囲内ならわかりますが、それをもっと広げた十四・八ヘクタールぐらいまで広めたような説明をしているのは、秩序はおかしいのではないかということを聞いているのです。 ○議長(大和市郎君) 武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) お答えします。説明会につきましては、七・五ヘクタールの方々を主として詳しく御説明申し上げました。さらにその後で、二期計画の方々も来ていただいて、現在はこういうふうになっておりますよと。たまたま、水と階段の広場を中断しまして体育館の建設に入ったわけですので、そのために子ども館から西側の方の整備はおくれてきましたよと。なお、平成六年度の予算につきましては、非常に少ないので、今のペースでいきますと皆さん方のところはかなり先になると思いますと。しかし、一生懸命努力しまして、国に働きかけて、予算確保して早目に整備をしていきたいと。皆さんに具体的にそういうふうに申し上げてきました。 それから、全体計画の見直しということでございますが、あくまでも今までの計画は一期計画と二期計画が、あったわけですので、国・県の方では、二期計画の区域の中では用地だけ先行取得してあったわけです。先ほどもお話ししましたように、一期計画が全部できないうちに二期計画の方の用地だけ先行するのはうまくないということから、そういうことから一期も二期も含めて見直しした結果が二ヘクタールをふやした七・五ヘクタールでございます。 予算の内訳について御説明申し上げますが、先ほど私、二分の一と申し上げましたが、三分の一の補助でございまして、公有財産購入費、用地の購入でございますが、補助が一千九百六十七万七千円でございます。起債が二千九百五十万円、一般財源が九百八十五万五千円でございます。補償補てんの方でございますが、補助が一千九百九十万八千円、起債が二千九百八十万円、一般財源が一千一万八千円でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第九款消防費について質疑を行います。二十二番竹内宏君。 ◆二十二番(竹内宏君) 消防費の消防施設費についてお伺いをしたいと思います。今回、防火貯水槽の新設事業費が予算計上されているわけでありますが、この防火貯水槽は市内各地につくられておって、初期消火には大変役立っている施設だと認識をしているわけでありますけれども、今、市内全部で、この貯水槽がどのくらい数があるのかですね。それから、その貯水槽の保守点検の状況がどういうふうにやられているのか。特に、阪神大震災の場合に、貯水槽が使用できなかったというふうなニュース等もあったわけでありまして、その保守点検がどのように行われているのか。また、昭和五十八年の日本海中部沖地震の際、この貯水槽にどのぐらいの被害があったのかあるいはなかったのか。もし、被害があったとすれば、その被害の状況を踏まえて今回新設される貯水槽にどのような教訓が生かされているのか、もしおわかりでしたらお答えをお願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 坂本総務部参事。 ◎総務部参事(坂本棟雄君) お答え申し上げます。現在市内に保有しております貯水槽については、四十立方以上で百二十二カ所ございます。これは、ことしつくっております須田と、それから轟も含めて百二十二カ所でございます。それから保守点検でございますけども、これは三カ月に一度保守点検を行っております。 次に、五十八年の日本海中部地震の災害の際でございますけども、実は地震後におきまして二カ所廃止しております。これは破損によるもので、普及が困難というようなことでございまして、場所を申し上げますと、景林町のもと職安のあったところが一カ所、それから清助町の港さんのお宅の前の箇所でございます。この二カ所は取り壊しております。ただ、こうして三カ月に一度点検しておるわけでございますけども、若干の漏水、それから、ちょっとひどいなと思われるところもないわけでございませんで、事実、四十八カ所ぐらい減水の状態が認められております。これについてはその都度水を補給して、また特にひどいところはその都度補給しておりますけども、大したことないところは三カ月に一度ぐらいというような関係で対応しております。 それから、このたび、また新年度で貯水槽二基予定しておるわけでございますけれども、これについても、特に、近年貯水槽を設置している場所は、上水道の設置されておらない、消火栓のない地域を主に行っておりまして、特に農村部でございます。そういう中で、これまでやってきた中のものと新年度で行おうとするものについても耐震性のものではなくして、従来どおりの四十立方を要する貯水槽というようなことで計画いたしております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 二十二番竹内宏君。 ◆二十二番(竹内宏君) ありがとうございました。いずれこのような消防施設というのは災害時には大変大事な施設でもあるわけでありまして、消防署の建物も含めてやはり災害があったときに消防機能が果たせないというふうなことになると大変なことになるわけでありまして、特に、この市民の生命と財産を守る使命のある部署の施設なわけであります。今後、これらの消防施設の保守点検については、十分意を用いていただきたいと思いますし、あわせて、今の消防署が、さっきも私ちょっと総務部長さんの方にお聞きしたわけでございますが、消防署の建物の耐震性と言いますか、これについても、今後ひとつ防災マニュアルを作成していく段階では、十分御配慮をいただいて、あるいはまた、特に、消防署員は災害時に出動して帰って来た場合にはもうずぶぬれになって帰ってくる、そのような状況もあるだろうと思いますので、消防署員のそういう消防署内の施設についても、なお一層意を用いていただければありがたいもんだなあという要望と、それから、今後のその消防施設のなお一層の強化といえばいいんでしょうか、それらについてもしお考えがあったらお知らせください。 ○議長(大和市郎君) 坂本総務部参事。 ◎総務部参事(坂本棟雄君) お答え申し上げます。御存じのとおり、私どもの施設は一署、一分署、まあ、一分署は八森にございますけども、それから三施設、出張所がございます。東能代、下浜、向能代とございます。そうした中で、五十八年の災害の際でございますけども、確かに、庁舎の中には亀裂が入っております。ただ当時は、建築の耐震の基準からいきますと、五十六年以降のものについては、被害がないと言われておるわけでございますけども、例えば、本署にしますと、五十七年の十二月に完成しております。しかし、やはり壁面の方にも亀裂が入っております。それから、向能代は四十九年のたしか十月ですね、これもまた壁面の方に亀裂が入っております。それから、これは以前の基準でございますからあれなんですけども、それから東能代は五十二年に完成しておりますけども、これがまた、大変、はりから壁面から大分亀裂が入っている状況でございます。そしてまた、西出張所は新しい基準の中で建てられたものでございまして、五十九年にできたもんでございますけども、これはまた地震後でございますのであれなんですけども、地盤の関係か、これもまた壁面の方に亀裂が入っております。そうした中で、ことしから自治省、消防庁におかれましても、平成五年の釧路沖地震の際に、釧路の消防庁舎も被害に遭ったというようなことで、耐震度についての調査費を、平成六年度からですか、ほんのわずかでございますけども交付税措置をしておる状況で、今後、これらも強化されていくんじゃないかと思われますので、前に総務部長もおっしゃったとおり、国・県の指導を仰ぎながら、そういう財源も確保しながら、点検等、そしてまた補修等にかからなければならないんじゃないかなと、このように考えております。 それから署員の出動でございますけども、これにつきましても一回出たからあとその日は火事がないというようなわけでもございませんで、特に、出動して帰って来ますと、すぐホースの積みかえを行います。それから器具の点検を行います。そして、すぐ出れるようにまた燃料の補給を行います。そうした上で、今度、洗車、それから使ったホースの洗浄、そして乾燥搭の方に干し上げるというような作業がございます。そうした上で時間があると三、四名ずつ、汚れておる場合はシャワー、ふろという対応をしていただくわけでございますけども、どうも署はあのとおり狭いものでございますから、浴槽も一人槽でございます。シャワーは三カ所ございますけども、まあ、温かいときであればシャワーだけで結構なんですけども、冬期間とか寒い時期ですと三、四名を何回も繰り返して入れるということになると大変時間がかかるということも考えます。これについても、国においても、最近消防署員大体が二十四時間拘束、十六時間勤務というような体制がほとんどでございますので、そうした中で、待遇の改善というようなことを強く打ち出してきておりますけれど、まだまだその大きな財源を見込まれておりませんので、これからも機会あるごとに国・県等に働きかけながら、そういうことについても対応しなければならないと思っております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 一点だけお尋ねいたしたいと思います。同じく消防施設費なんですが、その中に機織地区コミュニティ消防センター新築工事というのがございますが、新規事業には入っていないので、これは前からあった事業かと思うのですが、私の記憶違いでなければ、何か新しく聞いた言葉のような気がいたしますけれども、コミュニティ消防センターということで、これまでと違った消防に対しての進め方というか、これあるものかどうか、単なる名前だけの問題なのか、そこいら辺ありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 坂本総務部参事。 ◎総務部参事(坂本棟雄君) お答え申し上げます。確かに目新しい名前で出ておりますけれども、昨年までは何々分団車庫兼休憩所という名前でございました。平成六年の途中からでございますけども国・県等の指導がございまして、大変こう片仮名で読みやすいわけでございますけども、目新しい名前になって、何々地区コミュニティ消防センターというような名称に変わっております。ただ、これについては、以前のものについては、財源の方は一般起債で九〇%の充当率というようなことでございました。しかし、このコミュニティセンターということになりましてから、防災まちづくり事業という事業がございまして、この場合で取り入れていただきますと財源的には九五%の起債の充当率、そしてまた、元利償還の際には三〇%から五五%までの交付税措置があるというようなことで、特に財源の少ないところではやはりこういうものに飛びつくのは当たり前でございまして、昨年からこういう名前の方に入ってございます。当然、コミュニティ消防センターという名前でございますので、特に、消防団の方々の活動を理解をしていただきながら、そしてまた、地域の防災は地域で守るという感じ、そしてまた、最近、高齢化しております消防団員にかわっての若い方々の理解を得るためにというようなことも考えながら、地域の方々も利用していただけるためのコミュニティセンターというように考えておりますので、どうかそういう中で地域住民の方も御利用なされながら、消防団に対する御理解も深めていただければと、このように考えております。そういうことで、このたび機織地区につくるものでございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 御答弁ありがとうございました。字のとおりで、内容もそのように地域の方々にも利用していただくということで、大変いいネーミングではないかなというふうに思いますけれども、今の答弁の中にもありましたように、消防団の方も何か高齢化してきているみたいですし、なかなかこれからは、まあ、団員の関係等もございましょうけれども、地域ともう少し密接にしながら進めていくということも大変大事なことでしょうから、こういうものをきっかけにして消防団の活動というものも地域に密着した形で進めていってほしいと、そのように思います。答弁はよろしいです。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第十款教育費について質疑を行います。六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 二つの点で御質問申し上げます。一つは、六目の教育研究費の中の、学力向上対策事業費、こういう項目が記載されておりますけれども、この内容を、できるだけわかりやすく、ああなるほど、こういうことをやるのかと、そういうふうなことで教えていただきたいということ。なお、調べてみましたが、中学校にはこれと同じような項目が見当たりませんが、この理由は特別な理由がおありなのでしょうか。 さらにもう一点、学校週五日制推進費として予算が盛られておりますが、これも同様、できるだけ具体的な例を示して理解をさせていただきたいと思います。以上二点であります。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答え申し上げます。学力向上対策事業は平成五年度から行いました事業でございます。この目的は、教育研究所の目玉事業として教育委員会が取り上げた事業でございまして、現在の能代市の児童生徒の学力がどの辺にあるのかと、こういう目的を持ってテストを行うものであります。ただ、これはあくまでも一番になるとか二番になるとかと、そういう比較ではなくて、能代市の児童生徒がどの程度の学力を持っているのか、あるいは欠点があるとすればどの部分が欠点があるのか、そういうことの調査のために行う事業でございます。いずれにしましても、この結果を参考にしまして、個に応じた学力向上を、より明確なポイントをつかまえて指導していくと、このようなことでございます。次に、中学校にはなぜないのかというお尋ねでございますが、これは、対象は小学校は三、五年生、それから中学校は二年生と、このように対象をもって、この項目では消耗品費の中で観点別到達度の学力検査用として予算を計上いたしておりますので、よろしくお願いいたします。 第二点目の学校週五日制の推進費でございますけれども、これは平成四年度の九月から実施されました学校週五日制が、一日から、新年度からは二日にかわってまいります。したがいまして、今まで推進委員会を組織いたしまして、地域のあり方、家庭のあり方、学校のあり方、いろいろな推進委員の方々から御意見等をちょうだいいたしてまいりました。その結果は、いろいろまた各学校へ反映をさせていっております。そういうことで、各委員の報酬が中心でございますけれども、小学校を開放するその指導員と委員の分の経費がほとんどでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 一つだけ質問させていただきます。三項の中学校費でございますが、今、一生懸命米飯給食をされておると思うんですが、中学校の米飯給食の委託業者と、それの対象になる学校と生徒数の現状を教えていただきたいと思います。その中の金額的なことは結構でございますので。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。学校給食は御存じのとおり、調理場は六カ所ございます。南中の給食は浅内小学校から運搬をいたしております。ただ、その中で米飯の給食ということでございましたが、米飯給食は委託炊飯をいたしているものと、それから自校炊飯をいたしているものの二種類がございます。委託炊飯をしているのは、週二回で、浅内小、常盤小、常盤中学校を除いて十六校でございます。委託炊飯を行っているのはその他の学校が十六校になりますので、業者は二社に委託をいたしているのが現状でございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 今、学校数はわかりました。生徒数は漏れたんですが、それ結構でございます。私が今、なぜ取り上げたかと言いますと、前に、六番さんも給食の食器の問題で提案されたことがあるんですが、今、米飯の委託されている部分に対しての炊飯される容器が、非常に粗末だというような声が、父母あるいは生徒の中から出まして、皆さんが一生懸命この議場でも、あるいはまた、いろいろな形で質問されて、そして産地のおいしい御飯を食べさせようと、地元のおいしい御飯を食べさせようという、そういうふうな努力をしている中で、せっかくのそういうふうな配慮が、容器が変色したり、あるいはまたつぶれたり、この間も表現されましたように、今のペットでもああいうふうな容器では食べていない、あるいはペットよりも悪いというような、まあ、ちょっと表現が露骨でございますが、そういうふうな風聞もございますので、そのような対応が、あるいは改善に対して今後の対応があるのか、ちょっとお聞かせしていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。業者委託をしている米飯の炊飯は、おっしゃるとおり、蒸してつくるものでありますからアルミであります。今までその他の容器につきましては、全部取りかえを終了いたしております。ただ、どうしても蒸してつくるものでありますから、今のメラミン製ではやはり通じないわけであります。そういうことで現在もアルミ製の食器ということで、非常に見た目が粗末なようで本当に気の毒だなあとは存じております。ただ、その洗浄とか衛生面ではまた委託でお願いしておりますので、くれぐれも衛生上は気をつけていただきたいと、このように私どももお願いをしながら進めている現状でありますけれども、この食器の取かえにつきましては年々やはり悪いものはとりかえておりますけれども、一気にこれを取りかえるとなればまた財源の都合もございますので、今やっとその他の皿類とかそういうものは取りそろえた状況でありまして、今後、財源を考慮しながら、できるだけ衛生上を考えた楽しい給食の時間になるように、十分に私どもも注意をして今後も進めてまいりたいと、このように考えております。 それから、先ほど各調理場の人数でありますが、中央小学校共同調理場は一小、二小へ九百十五食、ただし、これは教職員分は含んでおりません。南部小中学校共同調理場は四小にありますけれども、三小、四小、一中、二中へ二千二百六十二食、東部小中学校共同調理場、これは五小にありますが、この間やっと新しく完成いたしました。この調理場は、五小、鶴形小、崇徳小、東中の八百四食であります。浅内小中学校共同調理場は、浅内小学校と南中学校六百八十七食でございます。東雲小中学校共同調理場は東雲中学校にありますが、向能代小、竹生小、朴瀬小、日影小、東雲中の五校で一千二百七十八食分であります。常盤小中学校共同調理場は、常盤小・中で三百十三食であります。なお、ただいま、おいしい給食をと、このような御意見がございまして、できるだけ自校式炊飯に切りかえていけないものかどうか、これらも含めて給食連絡協議会の方とも御相談を申し上げているわけですが、この炊飯の委託契約は、秋田県の学校給食会が直接委託をいたしておりまして、能代市教育委員会がこれを業者と委託をするというような形式にはなっておりません。そういうことで、従来までの契約を自校方式に切りかえていくとすれば、業者の今までのやはり仕事量といいますか、そういうものの関係などもありまして、自校式にも切りかえていくとなればそんな関係もありますので、十分に検討の上に検討を重ねまして、これらに切りかえていけるべく努力をしなければならないなと、このように考えております。いずれにしましても、ただいま自校炊飯を行っていますところが浅内小と常盤小・中でありますので、ここの米飯給食は週三回行っているわけであります。これも県の方の委託の先をこれを、破棄と言いますか、それをやる場合もかなり問題があったと私どもも伺っておりますが、やはり全部を自校式に切りかえていくとすれば調理場の面積の問題もあります。そんなことなど、いろいろ諸問題をクリアしなければならないこともありますので、十分に検討を要する事項だと、このように思います。ただ、自校炊飯を行っている学校では、これは蒸した御飯でありませんので、炊飯器でございまして、非常に温かい御飯を食べられると。それもまた、今のアルミ食器ではなくて、今の新しいメラミンの食器で食べられるということで、子供たちが大変喜んでいるということは私どもも伺っているところであります。いずれ改善には十分に財源も勘案しながら検討を重ねてまいりたいと、このように思います。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 次長さんには懇切丁寧に御説明いただきましてありがとうございます。市長提案説明の中でも、学校給食の設備を更新していくと。どんな意味で、どんなところまで更新するのかわかりませんが、そして次長さんは、私でもわかるような明快なというか明確な答弁で、知識、知性と、そして、さらに心だということを言っておりましたので、私たちが手助けできるものの一部として、そういうふうな真心のこもったおいしい御飯を食べさせるのも心の一つだと思いますので、何とぞ十分検討していただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十四番宮田廣雄君。 ◆十四番(宮田廣雄君) 教育振興費の中で、要保護及び準要保護児童生徒援助費とありますけれど、この援助費の中身についてちょっと教えていただきたいと。例えば、これは、援助費だから金銭なのか、それとも物品で、もし物品の場合には、どういう中身で援助しているのか、もし金銭であればどのような形で援助しているかですね、このことについてひとつお知らせ願いたいと思います。 その次は、先ほど六番さんの方から学力向上対策費というのがありましたけれど、説明はよくわかりましたけれど、ただ、単なるテストだけのテストで終わってしまっては余り意味がないような感じがします。もし、このことについて、実際にやってみて、本当にこういうことでこのような対策を行いましたという、もし事例があったらですね、お知らせ願いたいと思います。以上、お願いいたします。        (副議長 塚本定雄君 議長席に着く) ○副議長(塚本定雄君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。要保護、準要保護の支給の中身についてのお尋ねでございますが、要保護、準要保護の支給品目は、学用品費、一年生、それから二年生、これは単価が若干違います。そのほか体育の実技費、校外活動費、新入学用品費、修学旅行費、通学費、そのほか医療費と給食費がございます。 次に、学力向上対策事業の件でございますが、本年度の学力向上対策事業で、新観点別到達度学力検査は、ただいま学年度の分も実施中でございます。そういうことで、昨年度とことしの分は、平成七年度でこれを集計を行いまして、その調査をいたしまして、一人ひとりの基本的なトライを行おうといたしているものであります。いずれにいたしましても、七年度では、今まで実施されてきましたこの結果を一人ひとりの採点と申しますか、落ち込んでいるところあるいは高いところ、こういう欠如しているところを先生方がとらえまして、それを的確に一人ひとりの指導に結びつけていくと、このようなことでございますので御理解をお願いしたいと思います。 ○副議長(塚本定雄君) 十四番宮田廣雄君。 ◆十四番(宮田廣雄君) 私、学力向上対策事業費だから、結局、今の分は平成七年度で集計というふうな形なんだけれど、これを見ると、対策というから、私はその年度年度でもう、それの対策を考えていくというふうに感じました。それがやはり長い年度で集計していくということですね、それがわかりましたので、まあ、できるだけやはり長い年度の意味もわかりますけれど、やはり子供たちの学力というのは、やっぱりその年度でちゃんと把握してその対策を考えていかなければならないのでないかなと思います。そういうことで、もしそうであるとすると今までの分については、そのテストの結果については実際にはまだ把握してないというふうに解釈してもよろしいでしょうか。 ○副議長(塚本定雄君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。おっしゃる意味はよく私どもも理解できますが、これは結果が単年度だけの集計では、なかなか難しい面がありまして、やはり二年、三年と続けまして、その子供がどの程度までに到達しているのかということを集計をした上で、これを学習面にあるいは指導面に反映させていくと、こういうことであります。したがいまして、今、五年度、六年度分につきましては集計中でありますので、結果がこの後出てまいりますので、よろしくお願いいたします。
    ○副議長(塚本定雄君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。 次に、第十一款災害復旧費について質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。 次に、第十二款公債費、第十三款諸支出金、第十四款予備費について質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十四号平成七年度能代市一般会計予算中、条文及び歳入全部と歳出第一款議会費、第二款総務費は総務委員会に、第三款民生費、第四款衛生費は文教民生委員会に、第五款労働費中、第一項労働施設費は文教民生委員会に、第二項労働諸費は産業経済委員会に、第六款農林水産業費、第七款商工費は産業経済委員会に、第八款土木費は建設委員会に、第九款消防費は総務委員会に、第十款教育費は文教民生委員会に、第十一款災害復旧費は建設委員会に、第十二款公債費、第十三款諸支出金、第十四款予備費は総務委員会にそれぞれ付託いたします。 この際十分間休憩いたします。                     午後二時四十二分  休憩    ------------------------------                     午後二時五十七分  開議 △日程第二 議案第二十五号平成七年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第二、議案第二十五号平成七年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第二十五号について御説明いたします。第一条歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ八百二十二万円と定めております。 第一表歳入歳出予算の内容につきましては予算事項別明細書により、順次御説明いたします。歳入でありますが、第一款使用料及び手数料、一項使用料、一目給水料は五百八十一万五千円で、現在の給水戸数は二百十戸で、年間給水量は五万四千七百立方を予定しております。第二項手数料、一目手数料は二千円で、工事検査手数料、督促手数料の存置項目であります。第二款繰入金、一項他会計繰入金、一目一般会計繰入金は八十万円の計上で、消火栓修理工事のための繰入金であります。第三款繰越金は百六十万円を見込み計上いたしております。第四款諸収入は、一項給水工事収入、一目受託給水工事収入、二項預金利子、一目預金利子、三項雑入、一目雑入、それぞれ存置項目を計上いたしております。 次に、歳出について御説明いたします。第一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は二百十六万三千円で、主なるものは職員人件費百六十万二千円、検針、集金委託料が二十万円、その他一般業務に要する費用を計上いたしております。第二款給水費、一項給水管理費、一目給水管理費は二百四十三万九千円の計上で、給水に要する電力料金三十八万七千円、配水管、メーター修理費等五十七万七千円、水質検査手数料三十八万一千円等であります。三款公債費、一項公債費は二百五万二千円で、一目元金八十七万二千円、二目利子百十八万円は長期債の償還金であります。第四款予備費は百五十六万六千円の計上であります。よろしく御審議お願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって議案第二十五号は建設委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第三 議案第二十六号平成七年度能代市下水道事業特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第三、議案第二十六号平成七年度能代市下水道事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) 議案第二十六号算について御説明申し上げます。第一条では、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ十八億六千八百二十二万六千円と定め、第二条では、地方自治法の規定により債務を負担することのできる事項、期間及び限度額を、第二表のとおり定めております。第三条では、地方自治法の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を、第三表のとおり定めております。第四条では、地方自治法の規定により一時借入金の借り入れの最高額は五億円と定めております。 内容につきましては事項別明細書によって御説明申し上げます。歳入では、一款分担金及び負担金、一項負担金は一目受益者負担金で三千二十五万円の計上であります。これは現年度分の調定額三千三百三十八万七千二百円の収納率を九〇%と見込んでおります。滞繰分につきましては調定額を二百二万一千円で、収納率を一〇%に見込みまして二十万二千円の計上であります。二款使用料及び手数料、一項使用料は、一目下水道使用料で二億一千八百六十二万九千円の計上であります。現年度分の調定額二億二千五十一万円で、収納率を九八%とし二億千六百九万九千円と見込み、さらに滞繰分につきましては、調定額を六百三十二万五千円で、収納率を四〇%と見込みまして二百五十三万円の計上でございます。二項手数料は、下水道手数料で存置項目であります。三款国庫支出金、一項国庫補助金は一億五千三百十万五千円の計上で、総務費補助金は十万五千円と下水道事業費補助金一億五千三百万円であります。これは平成七年度の補助事業として予定しております出戸分区内の昭南町、出戸本町、後谷地などを整備するために要する事業費の二分の一でございます。四款繰入金、一項他会計繰入金は、一般会計繰入金で六億二千二百六十四万円の計上であります。五款、一項繰入金は、前年度繰入金の存置項目であります。六款、一項市債は下水道事業債で、八億四千三百六十万円の計上であります。 次に、歳出でございますが、一款総務費、一項総務管理費は三億四百七十四万六千円の計上であります。一般管理費は一億二千百二十三万四千円の計上で、主なるものは、人件費と環境維持費一千四百二十八万円は、ポンプの保守点検や委託料等でございます。使用料徴収費一千七百九十八万七千円は、下水道使用料の徴収委託等で、基本計画等策定費二千八十三万円は、三年計画で進めておりました基本計画の見直しの委託であります。また、受益者負担金徴収費五百三十二万円は、負担金にかかわる土地の調査に要する費用などが主であります。二目終末処理場管理費は一億八千三百五十一万二千円の計上で、管理費一億七千四百四十七万一千円の主なるものは、需用費の中で処理場運転費の光熱水費三千四百七十二万円、役務費では汚泥等処分の手数料一千三十八万五千円、委託料は運転管理委託でありまして八千三百九十四万一千円、使用料及び賃借料は汚泥等の運搬料でありまして五百九十万六千円、工事請負費は、最初沈殿池の防臭カバーや配管工事等に九百万六千円などとなっております。二項下水道事業費は九億四千二百万円の計上であります。うち補助事業として、口径二百五十ミリから三百ミリの管を約一千四十メートル、単独事業では二百ミリの管を約五千三百メートル、合計六千三百四十メートルを布設し、約二十四ヘクタールの面整備を図るものであります。二款、一項公債費は六億二千百四十八万円の計上であります。一目元金は、長期債の元金二億二千九百五十七万円と二目利子は、長期債及び一時借入金利子の償還分三億九千百九十一万円であります。 次に、もう一度予算書をお開き願います。第二表債務負担行為については、平成七年度水洗便所改造資金利子補給費補助金の期限は、平成八年度から平成十一年までとし、平成七年度の水洗便所改造資金として金融機関が融資した額四十万円を限度に、四十カ月の元金均等払いに対する年利四・九一%以内の利子補給と定め、損失補償については、期間を平成七年度から平成十一年度までとし、平成七年度の水洗便所改造資金として、金融機関が融資した総額の一〇%に相当する額と定めております。第三表地方債については下水道事業債の限度額を八億四千三百六十万円とし、利率を四・八五%以内と定めております。以上でございます。よろしくお願いします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十六号は建設委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第四 議案第二十七号平成七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第四、議案第二十七号平成七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) 議案第二十七号について御説明申し上げます。第一条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一千四百七万円と定めております。 内訳につきましては事項別明細書で御説明いたします。歳入では、一款使用料及び手数料、一項手数料は、柳町新道地区換地清算手数料と柳町地区換地清算手数料のそれぞれ存置項目でございます。二款、一項繰越金は、柳町新道地区で前年度繰越金の存置項目であります。三款諸収入、一項換地清算金収入では一千四百六万三千円の計上であります。柳町新道地区換地清算金収入では三万六千円で、柳町地区換地清算金収入では一千四百二万七千円であります。清算金一千四百万円は、徴収対象者三十五名の平成七年度分であります。利子二万七千円は、七年度交付金への納入額に対する利子分として計上しております。二項延滞金加算金及び過料は、それぞれ柳町新道地区延滞金と柳町地区延滞金の存置項目であります。三項預金利子も同様でありますが、柳町新道地区と柳町地区にかかわる存置項目であります。 歳出では、一款都市計画費、一項換地清算費は千四百七万円の計上であります。一目柳町新道地区換地清算費では、換地清算交付金として能代市に入る四万円であります。二目柳町地区換地清算費では、役務費三万円と清算金交付対象者百三十名分の交付金一千四百万円であります。これによって能代市以外の百二十九名の方々には全額交付となります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十七号は建設委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第五 議案第二十八号平成七年度能代市市場事業特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第五、議案第二十八号平成七年度能代市市場事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 議案第二十八号について御説明申し上げます。まず条文において歳入歳出予算をそれぞれ一千七十三万九千円と定めております。 内訳につきましては、事項別明細書によりまして説明をしたいと思います。歳入でありますけれども、一款使用料及び手数料、一項使用料、一目使用料は一千七十三万七千円の計上で、これは公設小売市場の店舗使用料で、一平方メートルにつき一カ月二千三百七十円に店舗の使用面積三百七十七・五六平方メートルを乗じた額の一年分の使用料であります。二款繰越金は、前年度繰越金で一千円であります。三款諸収入は預金利子で、存置項目であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は三百六十万三千円の計上で、この主なものは使用料及び賃借料三百五十五万九千円で、これは能代市元町百二十一番地内の土地六百四十八・六二平方メートルを日本通運株式会社秋田支店より公設小売市場用地として市が借上げている賃借料であります。また需用費は一万八千円で、これは納入通知書の印刷費、製本費等であり、役務費は二万六千円で、これは公設市場の火災保険料であります。二款公債費は三百三万円の計上で、内訳は、長期債元金二百八十六万七千円及び利子十六万三千円であります。三款予備費は四百十万六千円を計上しております。よろしくお願いします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十八号は産業経済委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第六 議案第二十九号平成七年度能代市浅内財産区特別会計予算外三件 ○副議長(塚本定雄君) 日程第六、議案第二十九号平成七年度能代市浅内財産区特別会計予算、日程第七、議案第三十号平成七年度能代市常盤財産区特別会計予算、日程第八、議案第三十一号平成七年度能代市鶴形財産区特別会計予算、日程第九、議案第三十二号平成七年度能代市檜山財産区特別会計予算、以上四案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第二十九号浅内財産区特別会計予算について御説明いたします。第一条では、歳入歳出予算をそれぞれ一千三万三千円と定めております。 内容について御説明いたします。歳入では、一款県支出金、一項県補助金、一目林業費補助金は、大館南沢の下刈り事業を一ヘクタール実施する予定でありまして、それに伴う補助金であります。二款財産収入、一項財産運用収入、一目財産貸付収入は、土地の貸付収入でありまして、宇宙科学研究所能代実験場に貸しておる分が八十万四千円、それから東北電力電柱敷地料一万二千円などであります。二目利子及び配当金は、基金に伴う利子の収入でありまして百八万三千円です。三款繰入金、一項基金繰入金、一目財産区基金繰入金は、歳入予算に不足を生じたので基金から繰り入れするものでありまして八百六万五千円であります。四款繰越金は、存置項目一千円であります。五款諸収入は、存置項目一千円であります。 次に、歳出は、一款管理会費、一項財産区管理会費、一目財産区管理会費は、管理委員の報酬や関係事務費などであります。二款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は、財産区事業に関係する一般職員の時間外勤務手当、そのほか管理会の研修に要する費用などを計上いたしております。そのほかに裁判中の応訴費用として二十四万四千円を計上しております。そのほかの事業として蒲の沢の水質検査、そのほか造林地保育事業として下刈り事業、間伐事業、枝打ち事業などの必要経費も計上いたしております。三款諸支出金、一項繰出金、一目一般会計繰出金は四百五十八万五千円でありまして、内訳は、浅内小学校の創立百二十周年記念事業に対して三百三十万円、道路舗装工事費に対して六十六万円、消防団の第十一分団の被服等関係費に六十二万五千円を繰り出すことにいたしております。 次に、議案第三十号常盤財産区特別会計予算は、第一条では、歳入歳出予算を六百五万一千円と定めております。 歳入では、一款県支出金、一項県補助金、一目林業費補助金は、常盤字二タ岐の十・六六ヘクタールの除伐事業を実施することに伴い、補助金を八十五万七千円計上しております。二款財産収入、一項財産運用収入、一目利子及び配当金は、基金に伴う利子三十五万八千円、それから三款繰入金は、歳出経費に充てるために四百八十三万四千円を基金から繰り入れいたしております。四款、五款は、それぞれ存置項目であります。 歳出では、一款管理会費、一目財産区管理会費、一目財産区管理会費は、管理委員の報酬のほか、事務費の計上であります。二款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は、職員の時間外勤務手当、管理委員の研修旅費、その他協議会の費用を計上しております。二款総務費、一項総務管理費、二目財産管理費は、管理委員の現地調査などに要する費用を計上したほか、造林地保育事業としては除伐事業を二タ岐の場所を十・六六ヘクタールを実施する予定であります。三款諸支出金、一項繰出金は、常盤中学校のブラスバンド楽器購入費に百万円を繰り出しすることにいたしております。 次に、議案第三十一号鶴形財産区特別会計予算は、第一条で歳入歳出二百七十四万一千円を計上しております。 歳入では、一款県支出金、一項県補助金、一目林業費補助金は、大台野、芹川などの下刈りを実施することにしておりまして二・一八ヘクタールの下刈りで、それに伴う補助金十四万七千円であります。二款財産収入、一項財産運用収入では、採草地の貸付収入として二十一万九千円を計上しております。二款財産収入、一項財産運用収入、二目利子及び配当金は、基金利子として八万四千円の計上であります。三款繰入金は、歳出予算に必要な金として、基金から二百二十八万九千円を繰り入れいたしております。四款、五款は存置項目の計上であります。 歳出は、一款管理会費、一項財産区管理会費、一目財産区管理会費は、管理委員の報酬のほか、一般経費を計上しております。二款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は、管理会の研修費用、管理会の協議会費用を計上したほか、二目財産管理費は、管理委員の現地調査の費用のほか、人夫賃の費用なども計上いたしております。事業としては、保育、下刈り事業として大台野や芹川など二・一八ヘクタールを予算計上いたしております。 次に、議案第三十二号檜山財産区特別会計予算は、歳入歳出それぞれ六百九十万七千円の計上であります。 歳入では、一款県支出金、一項県補助金、一目林業費補助金は、中沢字日暮沢の除伐事業十二・〇八ヘクタールを実施することに伴う補助金が九十七万一千円であります。二款財産収入、一項財産運用収入、一目利子及び配当金は、基金に伴う利子分として百十万八千円であります。三款繰入金は、歳出に不足を充当するために基金から四百八十二万六千円を繰り入れいたしております。四款、五款は、存置項目の計上であります。 歳出は、一款管理会費、一項財産区管理会費、一目財産区管理会費は、管理員委員の報酬のほか、事務費であります。二款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は、管理会の視察費用、その他協議会費用、それから森林公団との打ち合わせなどの関係経費を計上しております。二目財産管理費は、管理委員の現地調査、そのほか人夫賃金などを計上いたしております。事業としては中沢字日暮沢の十二・〇八ヘクタールの除伐に要する費用を計上いたしました。三款諸支出金、一項繰出金は、犬伏簡易水道の貯水槽の設置工事費として百二十九万七千円を繰り出しすることにいたしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 議案第二十九号浅内財産区特別会計予算の関係で一つだけ確認させていただきたいと思います。今、部長さんの説明の中で、蒲の沢の水質調査云々、というような説明があったと思いますが、方法と目的を知らせていただきたいと思います。 ○副議長(塚本定雄君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。蒲の沢は、今、財産区以外に市の方としても水質検査をやっておりますが、財産を管理している財産区としても、年間を通して、今、八回水質の調査をすることにいたしておりまして、やはり遮水壁工事の進捗によって水質がどう変化しているのかということを、積み重ねして調査しておきたいということで、その関係費を計上しております。 ○副議長(塚本定雄君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 確かにこれは特別会計ですので、私も理解せざるを得ない部分もあるのですが、今現在業者とそして私ども地元と、そして行政でもって、蒲の沢あるいは大館沢、それぞれの住民の不安のある場所や指摘された箇所を毎月、あるいはその計画に従ってそれぞれの箇所を追跡調査、あるいはそのほかの調査もしておるわけなんですが、ある一部の市民の方々から、いろいろな市費のむだ遣い等の指摘もありますので、今までそういうふうな行政で、あるいは業者で、そういうふうなものを長年にわたって蓄積された、あるいは検査してきた資料が、現在の財産区のそういうふうなものに使用できないものなのか、あるいは独自の資料を持つというような話でございますが、それも八回が適切なのか、そこら辺の見解もなく八回なのか、あるいはそういうふうな今まで追跡されたもろもろのデータが利用できないのか、そこら辺もお願いしたいと思います。 ○副議長(塚本定雄君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 市で、実際、検査しておりますから、それを了とすればそれはそれでよいと思いますけども、やはり、今、訴訟が起きておりまして、財産区管理会としても、やはり他の資料だけに頼ることなく、やはり財産区としても、直接水質検査をしたデータを蓄積しておくべきだということでありまして、検査については、うちの方の環境課とよく連絡を取りながら、むだにならないような検査をしておるつもりでございます。 ○副議長(塚本定雄君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 今、いわゆる部長さんの説明はそれなりに理解せざるを得ない部分もあるでしょうが、ただ、一生懸命それぞれの立場で、そしてあそこへ行ってそして検査をしている。今、検査の方法が若干わかりませんので、どんな方向でやるのか、今、環境課でやっている方向と同じなのか、あるいは今、説明の中で、訴訟の部分の話も出ましたんで、そういうふうなものに使われるための資料だとすると、その検査の方法あるいは採取のやり方というか、そういうふうなものが環境課と一緒のような方法でやるのか、そこら辺方法を教えていただきたいと思うんですが。 ○副議長(塚本定雄君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。今、訴訟中でございますが、訴訟の原因は、財産の管理を怠っておるということが問題で、今、訴訟されておるわけでありまして、その裁判の資料としては、直接、今、議論になるわけではありませんけれども、財産区としては財産区用地を汚されておることから、事業者がそれを防止するために、今、遮水壁工事をやっているので、その進行することによって汚れた水がどういうふうにきれいに改善されてきておるのか、ということを順次調査しておきたいということでございまして、もちろん市の産廃の方の窓口である方ともよく連携をとりながら調査をしておりますけども、決して二重的な投資にはならないようにやっているつもりでございます。市の方で調査しているのは、現実に出てきているところの部分もやっておりますし、谷に入ったものもやっておりますけれども、財産区としては実際斜面から出てきているものを、どう変わっているかということを調査しているわけであります。 ○副議長(塚本定雄君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 よって、議案第二十九号、議案第三十号、議案第三十一号、議案第三十二号は総務委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一〇 議案第三十三号平成七年度能代市と畜場事業特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一〇、議案第三十三号平成七年度能代市と畜場事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) 議案第三十三号について御説明いたします。まず条文において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ千九百六十六万四千円と定めております。内容につきましては事項別明細書により御説明いたします。歳入、一款事業収入、一項使用料は一千九百五十万三千円の計上で、と畜場使用料の八百七十二万二千円は、豚の年間処理見込み頭数一万二千百十五頭に料金を乗じたもので、次の冷蔵庫使用料の九十六万九千円、解体料の七百五十一万一千円及び内臓洗料の二百三十万一千円についても、使用料に見込んだ頭数にそれぞれの料金を乗じて算出したものであります。二款国庫支出金、一項国庫補助金は十四万四千円の計上であります。三款繰越金、一項繰越金及び四款諸収入、一項預金利子は、存置項目としてそれぞれ一千円を計上し、四款、二項の雑入は一万五千円の計上であります。 次に、歳出でありますが、一款総務費、一項総務管理費は一千九百三十七万七千円の計上で、この主なるものは、電気料、修繕料等の需用費三百十七万七千円と、と殺解体等委託料一千五百六十五万三千円であります。二款予備費、一項予備費は二十八万七千円の計上であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十三号は文教民生委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一一 議案第三十四号平成七年度能代市国民健康保険事業特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一一、議案第三十四号平成七年度能代市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 議案第三十四号について御説明いたします。第一条において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三十九億八千六百六十一万二千円とし、第二条では、地方自治法の規定による一時借入金の最高限度額を三億円と定めております。第三条では、地方自治法の規定により保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費間の流用ができることを定めております。 内容につきましては事項別明細書により御説明いたします。歳入でございますが、一款、一項国民健康保険税は十三億三千七百六十四万四千円の計上で、一般、退職者分の現年度課税分については、現在見込まれる所得等に対して現行税率をもって算出し計上いたしております。このうち現年課税分は、収納率九三%として十億四千五百九十八万円を計上いたしております。また、滞納繰越分については、収納率一六%として三千七百二十八万二千円を計上いたしております。二目退職被保険者等国民健康保険税は二億五千四百三十八万二千円で、このうち現年度課税分は、収納率九八・五%として二億五千二百七十四万一千円を、滞納繰越分につきましては、収納率一六%として百六十四万一千円を計上いたしております。二款使用料及び手数料は、督促手数料で百十万円の計上であります。三款国庫支出金、一項国庫負担金、一目事務費負担金は七十三万七千円の計上で、二目療養給付費等負担金は、療養給付費及び老人保健拠出金負担金で十億九千八百六万一千円を計上いたしております。二項国庫補助金、一目国民健康保険特別対策費補助金の一千百十万円は、保険税収納率向上特別対策事業の実施に対する補助金であります。三項国庫交付金、一目財政調整交付金は二億七千八百五十一万五千円の計上で、普通調整交付金二億七千四百五十一万五千円と特別調整交付金四百万円で、これはレセプト点検などに対する交付金でございます。四款療養給付費交付金は七億千七百七万三千円で、これは退職者分に係る交付金であります。五款県支出金、一項県補助金、一目福祉医療高額療養費補助金は、乳幼児、身体障害者、母子等に対する高額療養費分の一千二万三千円の計上でございます。六款、一項、一目共同事業交付金の三千百九十八万五千円は、高額療養費に係る交付金であります。七款財産収入、一項財産運用収入、一目利子及び配当金は二千三百六十六万一千円で、財政調整基金の利子及び国保連合会の出資金に対する配当金でございます。八款繰入金、一項他会計繰入金、一目一般会計繰入金は一億九千十七万七千円で、保険基盤安定繰入金は国保税の四割・六割軽減に対する繰り入れとして六千四十八万七千円、職員給与費等繰入金は、国保運営協議会委員の報酬及び事務費に対する繰り入れとして八百九十七万円、出産育児一時金繰入金が八百二十万円で、財政安定化支援事業繰入金は八千二百六十六万五千円のほかその他一般会計繰入金としまして二千九百八十五万五千円は、福祉医療費の無料化実施に伴う繰り入れであります。二項、一目財政調整基金繰入金は、基金積立金の一部二億一千万円を取り崩して計上しております。九款繰越金は、前年度決算見込みによる剰余金七千万円の計上であります。十款諸収入は百五十三万六千円で、延滞金等の計上であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は一千五十三万三千円の計上で、これは診療報酬明細事務の電算委託料及び国保連合会負担金等が主なるものでございます。二項徴税費、一目賦課徴収費四百三十一万一千円は、保険税計算事務電算委託料及び事務費の計上であります。二目納税奨励費は、納税貯蓄組合報償金二百二十三万二千円の計上で、三目滞納処分費の二万円は、需用費でございます。三項、一目運営協議会費は百八万九千円を計上いたしております。四項特別対策事業費、一目保険税収納率向上特別対策事業費は、口座振替加入の推進及び納税意識の向上を図るための事務費として一千百十万円の計上であります。二款保険給付費、一項療養諸費、一目一般被保険者療養給付費は十六億百二十万四千円の計上で、六年度一人当たり医療費見込額の六・九%増を見込み、計上いたしております。二目退職被保険者等療養給付費は九億三百七十九万九千円の計上で、これは六年度一人当たり医療費見込額の四・三%増を見込み、計上いたしております。三目一般被保険者療養費二千四百八十五万五千円、四目退職被保険者等療養費の八百四十一万五千円は、いずれも見込額の計上で、五目審査支払手数料一千五十九万円は、レセプトの審査に要する支払手数料であります。二項高額療養費、一目一般被保険者高額療養費は二億二千六百四十三万三千円、二目退職被保険者等高額療養費は五千九百十三万九千円の計上で、いずれも見込み額を計上いたしております。三項移送費の一目一般被保険者移送費及び二目退職被保険者等移送費は、それぞれ十万円ずつの計上であります。四項出産育児諸費、一目出産育児一時金の一千二百三十万円は、支給人員の見込みを四十一人として計上しております。五項葬祭諸費、一目葬祭費は九百万円の計上で、支給人員を三百人としております。三款、一項老人保健拠出金十億一千八百五十九万三千円は、老人保健医療費拠出金、老人保健事業費拠出金及び老人保健事務費拠出金の見込み額を計上しております。四款、一項共同事業拠出金三千百九十八万九千円の計上は、一目医療費拠出金、二目その他共同事業拠出金を計上いたしております。五款、一項保健事業費、一目保健衛生普及費は一千八百十三万四千円の計上で、医療費支払通知事務費、無病完納世帯報償費、検診受診者への助成費、他受診世帯の訪問指導のほか健康及び体力づくり推進事業に要する経費等を計上いたしております。六款、一項基金積立金二千三百三十九万六千円は、財政調整基金の利子分の積み立てでございます。なお、基金総額は、先ほど歳入で二億一千万円の取り崩しをしておりますので、相殺いたしまして、五億五千百九十八万八千円となっております。七款公債費は三十六万七千円で、これは一時借入金の利子でございます。八款諸支出金、一項償還金及び還付加算金、一目一般被保険者保険税還付金の三百八十万円と二目退職被保険者等保険税還付金十三万円は、いずれも保険税過年度分の還付金で、三目及び四目は、それぞれ存置項目であります。九款予備費につきましては、六月、本算定時に見直しすることとし、当面、四百九十八万一千円を計上いたしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 本日の会議時間を午後五時まで延長いたします。 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十四号は文教民生委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一二 議案第三十五号平成七年度能代市老人保健医療特別会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一二、議案第三十五号平成七年度能代市老人保健医療特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 議案第三十五号について御説明いたします。条文において歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五十七億九千五百九十四万八千円と定めております。 内容につきましては事項別明細書により御説明いたします。歳入の一款、一項支払基金交付金、一目医療費交付金三十八億七千二百五十三万円は、医療費四十九億二千八百四十万円の七〇%の計上と、老人保健施設療養費等八億四千五百三十万円の十二分の六相当額の見込みを計上いたしております。二目審査支払手数料交付金は一千四百九十五万円を見込み、計上いたしております。二款国庫支出金は十二億六千七百七十六万五千円の計上で、一項国庫負担金、一目医療費負担金十二億六千七百四十四万四千円は、医療費の二〇%相当額及び保健施設療養費等の十二分の四相当額を計上いたしております。二項国庫補助金、一目事務費補助金三十二万一千円は、老人医療費適正化対策事業費基準額に基づく額を計上いたしております。三款県支出金は三億一千七百五十一万四千円の計上で、一項県負担金、一目医療費負担金の三億一千六百八十六万一千円は、医療費の五%と保健施設療養費等の十二分の一相当額の計上で、二項県補助金、一目事務費補助金の六十五万三千円は、老人医療費受給者健康指導事業として医療費通知実施に対する経費の補助金見込み額であります。四款繰入金、一項他会計繰入金、一目一般会計繰入金の三億二千三百十八万五千円は、医療費負担割合に基づくルール分及び事務費等の計上をしております。五款繰越金、六款諸収入は、いずれも存置項目であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は七百二十九万七千円の計上で、これは老人保健医療支給事務費で医療費通知を実施するための費用及びレセプト点検事務電算委託料等であります。二款医療諸費は五十七億八千八百六十五万円の計上で、一項医療諸費、一目医療給付費は、入院、外来、歯科及び調剤など、老人医療に要する費用五十七億一千七百五十万円の計上で、二目療養費支給費の五千六百二十万円は、看護料、マッサージ、コルセット等で見込み額の計上をいたしております。三目審査支払手数料は一千四百九十五万円の計上で、審査見込み件数に一件当たりの単価を乗じて費用を計上いたしております。三款諸支出金は、存置項目であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十五号は文教民生委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一三 議案第三十六号平成七年度能代市水道事業会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一三、議案第三十六号平成七年度能代市水道事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第三十六号について御説明いたします。第一条は総則で、平成七年能代市水道事業会計の予算を定めております。 第二条は、業務の予定量を定めております。(1)給水戸数一万六千五百四戸、(2)年間総給水量四百三十四万七千八百十立方メートル、(3)一日平均給水量一万一千九百十二立方メートル、(4)主要な建設改良事業は、第二期拡張事業五億六千八百万八千円、配水管等整備事業に一千五百九十八万円、老朽管更新事業に二億四千九百七十七万八千円を計上いたしております。 第三条は、収益的収入及び支出の予定額を定めております。内容につきましては、予算実施計画により御説明いたします。収入では、第一款水道事業収益は七億六千八十五万四千円の計上でございます。第一項営業収益は七億一千五百二十二万九千円でございます。一目給水収益六億九千三百十万二千円と、二目その他の営業収益二千二百十二万七千円であります。第二項営業外収益は四千五百六十二万五千円で、三目他会計補助金三千二百三万五千円、四目消費税還付金九百二十三万六千円が主なるものでございます。支出について御説明たします。第一款水道事業費用は六億七千七百九十万八千円の計上でございます。第一項営業費用は四億九千八百十二万七千円の計上であります。主なるものは、一目原水及び浄水費一億二千七百四十六万八千円、二目配水及び給水費が一億九百六十一万六千円、三目業務費七千三百七十九万一千円、四目総係費六千三百二十四万二千円、五目減価償却費一億二千三百六十万九千円、六目資産減耗費四十万円等であります。二項営業外費用は一億七千九百七十八万一千円の計上でございます。主なるものは企業債等支払利息一億七千八百七十七万九千円でございます。 第四条は資本的収入及び支出であります。収入、第一項資本的収入は八億三千五百四十四万六千円の計上でございまして、第一項は企業債で七億五千五百十万円の計上でございます。二期拡張分五億三千五百万円、老朽管更新分一億八千六百三十万円、同配水設備事業に八百八十万円、テレメーター更新分二千五百万円であります。第二項は出資金で七百十三万円の計上でございます。老朽管更新事業の一般会計からの出資金であります。第三項国庫補助金は五千五百万円の計上で、老朽管更新に対する国の補助金であります。第四項他会計補助金一千四百三十万二千円は、一般会計からの補助金であります。第五項他会計負担金三百九十一万四千円は、消火栓施設工事の一般会計の負担分でございます。次に、支出でありますが、第一款資本的支出は九億七千三十二万三千円の計上で、主なるものは、平成七年度より十年度までに浄水施設を整備いたします。第一項建設改良費は八億七千六十万六千円で、一目拡張事業費は、第二期拡張事業に要する費用五億六千八百万八千円、配水管布設に三千六百九十七万九千円、浄水場高速凝集沈殿池二億四千六百五万円、薬品注入等機械設備工事に一億六千九百八十三万九千円、場内連絡管敷設工事に六千百七十四万円、急速濾過池等設計委託料に三千八百七十五万円、事務費一千四百六十五万円であります。二目建設費は一千五百九十八万円で、配水管布設に一千四十五万八千円、断水縮小に百六十万八千円、消火栓五基分として三百九十一万四千円であります。三目老朽管更新事業費に二億四千九百七十七万八千円を計上、平成七年度には清助町・川反町地区、川反町・大町地区、緑町・中和地区の三路線五千二百九十六メートルを更新いたします。四目機械及び装置三千六百八十四万円は、テレメーターの更新に三千六十九万四千円、量水器購入費として六百十四万六千円を計上いたしております。第二項企業債償還金の九千九百七十一万七千円は、元金償還金であります。第四条予算の資本的収入額が資本的支出額に対し不足額する一億三千四百八十七万七千円は、当年度分消費税資本的収支調整額二千四百五十四万四千円、過年度分損益勘定留保資金一千七百八十六万八千円、当年度分損益勘定留保資金六千九百七十八万二千円及び繰越利益剰余金処分額二千二百六十八万三千円で補てんいたしております。 第五条は企業債で、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法等を定めております。起債の目的と限度額は、第二期拡張事業に五億三千五百万円、配水管整備事業に八百八十万円、老朽管更新事業に一億八千六百三十万円、機械及び装置、テレメーター更新に二千五百万円、合わせて七億五千五百十万円の企業債の借り入れ予定でございます。借入利率は五・一〇%以内となっております。 第六条は、一時借入金の限度額は二億五千万円と定めております。 第七条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として職員給与費二億五百一万七千円、損益勘定支弁職員が二十人と資本勘定支弁職員が四名でございます。それから交際費として八万円の計上であります。 第八条は他会計からの補助金で、営業費補助金のため一般会計から補助を受けている金額は四千六百三十三万七千円と定めております。 第九条は、利益剰余金の処分でございます。繰越利益剰余金二千二百六十八万三千円は、減債積立金として処分するものでございます。 第十条は、たな卸資産の購入限度額を二千百三十六万八千円と定めております。なお、平成七年度水道事業予定貸借対照表(BS)の当年度純利益は五千八百四十万二千円を計上いたしております。以上、水道事業会計について御説明いたしました。よろしく御審議お願いします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 一点だけお伺いします。水道事業として配水管整備事業と老朽管更新事業がありますけれど、この中で、地震の関係なんかで老朽管の更新は大変大事なことであると同時にですね、新しく配管するその管も、耐震性の管ということなんかが、今話題になってきております。押しつぶされて挫屈をした鋼鉄性の管だとか、そういうのが出てきていると、阪神震災の関係で。そういうことで考えれば、従来どおりの予定した配管だとか老朽管の更新だとかという考え方だけでいいのかどうか、そこら辺はどんなものでしょうか、ちょっと教えていただきたいんです。 ○副議長(塚本定雄君) 石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) お答えします。老朽管の更新事業につきましては、市長の提案説明にあるように、日本海中部地震以降はその経験を踏まえまして、耐震性の管に取りかえてございます。 ○副議長(塚本定雄君) 他に質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 よって議案第三十六号は建設委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一四 議案第三十七号平成七年度能代市ガス事業会計予算 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一四、議案第三十七号平成七年度能代市ガス事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第三十七号について御説明いたします。第一条は総則でございまして、平成七年度能代市ガス事業会計の予算を定めております。第二条は、業務の予定量を定めております。(1)供給戸数は、一般ガス三千八百三十四戸、簡易ガス七百八戸、プロパンガス百二十三戸であります。(2)年間ガス供給量、一般ガスは二百六十三万一千立方メートルでございます。簡易ガスは八万立方メートルでございます。プロパンガスは二万九千五百二十立方メートルの供給を予定いたしております。(3)一日平均ガス供給量は、一般ガス七千百八十九立方メートルでございます。簡易ガスは二百十九立方メートル、プロパンガスは八十一立方メートルといたしております。(4)主要な建設改良事業は、ガス供給設備整備事業に二億六千四百九十四万七千円を計上いたしております。 第三条は、収益的収入及び支出の予定額を定めております。内容につきましては、ガス事業会計予算実施計画により御説明いたします。収入の、第一款ガス事業収益は二億九千八十三万七千円の計上でございます。第一項製品売上は二億一千九百四十五万円で、一般ガス売り上げでございます。第二項営業雑収益は一千六百三十五万円で、受注工事収益でございます。第三項簡易ガス事業収益は三千四百九十万五千円で、一目ガス売上三千四百六十七万八千円、二目受注工事収益二十二万六千円であります。第四項附帯事業収益は一千五十六万一千円で、一目プロパンガス販売収益は一千四十三万六千円、二目プロパンガス受注工事収益は十二万四千円であります。第五項営業外収益は九百五十七万一千円の計上であります。一目受取利息は五十万円、二目他会計補助金は四百六十一万円、三目消費税還付金は四百十六万五千円と四目雑収益二十九万六千円であります。次に、支出について御説明いたします。第一款ガス事業費用は二億七千四百九十三万四千円の計上でございます。第一項営業費用は一億九千六百九万七千円の計上で、主なるものは、一目製造費に八千四百八十六万五千円で、購入ガス費六千三百十七万六千円、その他製造及び設備の維持費用でございます。二目供給販売費一億八十万八千円は、人件費五人分三千七百七十五万円、減価償却費三千五十八万二千円、料金の検針及び集金等の委託作業に要する費用として一千三百八十二万六千円、その他供給設備の維持修繕費に六百八十五万円の計上等でございます。三目一般管理費は一千四十二万四千円で、事業活動全般に関連する費用でございます。第二項営業雑費用は、二千二百五十六万七千円で受注工事費用でございます。第三項簡易ガス事業費用は三千二百六十九万二千円の計上で、簡易ガス販売に要する費用でございます。供給戸数は七百八戸でございます。第四項附帯事業費用は、七百九十六万三千円でプロパンガスの販売費用に要する費用でございます。供給戸数百二十三戸でございます。第五項営業外費用は一千五百六十一万五千円で、事業債の支払利息でございます。 第四条は、資本的収入及び支出に予定額を定めております。内容につきましては、収入から御説明いたします。第一款資本的収入は二億七千四十二万三千円の計上で、主なるものは、第一項企業債は二億五千五百万円の借り入れ予定で、ガス供給設備の更新を図るための整備事業債であります。第二項他会計補助金は一千五百四十二万三千円で、災害復旧債元金償還金の一般会計からの補助金であります。次に、支出でございますが、第一款資本的支出は三億八百十二万八千円の計上でありますが、平成七年度では、ガス供給所の保安の確保のため老朽化した供給設備の更新をするものでございます。現在、原料ガスの貯蔵用として使用している一千五百立方のガスタンクをサージタンクに更新するものでございます。また計装、電気、機械設備、配管工事、管理室及び機械室を二億二千七百二十一万四千円で整備いたします。また、経年管の取りかえを上町、大町、万町の三路線で九百八十一メートルを二千八百九十万円で実施いたします。第一項建設改良費では二億八千四百七十万三千円の計上でございまして、一目建設費は二億六千四百九十四万七千円、ガス供給所の老朽施設の更新でございます。ガス導管の更新には八百九十万円、人件費八百八十三万三千円の計上をいたしております。二目供給管費は七百十九万九千円で、供給管布設七十五件分であります。三目ガスメーターは一千二十六万四千円でございまして、マイコンメーターの購入代百六万円、五十台分、切りかえ分として九百二十万四千円、四百三十九台を計上いたしております。四目簡易ガス事業設備費には二百二十六万八千円、五目附帯事業設備費には二万五千円のガスメーターの購入代を計上しております。第二項企業債償還金は二千三百四十二万五千円の計上でございまして、元金分であります。 第五条は、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。ガス供給設備整備事業に二億五千五百万円の借り入れを予定しております。 第六条は、一時借入金の限度額を二億円と定めております。 第七条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として職員給与費十一人分七千五百七十万九千円、交際費として八万円でございます。 第八条は他会計からの補助金で、営業補助のため一般会計から補助を受ける金額は二千三万三千円であります。 第九条の繰越利益剰余金二十二万四千円は、減債積立金に二十二万四千円を処分するものでございます。 第十条は、たな卸資産の購入限度額を八千九百三十六万三千円と定めております。 なお、平成七年度のガス事業を予定されておる貸借対照表(BS)による当年度利益は七百九十四万九千円を計上いたしております。以上、ガス事業会計について御説明いたしました。よろしく御審議をお願いいたします。 ○副議長(塚本定雄君) 質疑を行います。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十七号は建設委員会に付託いたします。    ------------------------------ △日程第一五 請願陳情 ○副議長(塚本定雄君) 日程第一五、請願陳情でありますが、本定例会において受理した請願陳情は、お手元の文書表のとおり、整理番号第百二十五号と第百二十六号の二件であります。以上の二件はそれぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(塚本定雄君) 御異議なしと認めます。よって以上の二件はそれぞれの所管委員会に付託いたします。    ------------------------------ ○副議長(塚本定雄君) 本日はこれをもって散会いたします。明三日から五日までは休会、六日から八日までは各常任委員会、九日から十三日までは休会とし、十四日定刻午前十時より本会議を再開いたします。                     午後四時十三分   散会...